派遣なびの職種図鑑
未経験から転職したい方、キャリアアップしたい方は必見!
アパレル・ファッションの販売職から専門職、一般事務、営業など。
さまざまな職種の仕事内容がわかる「派遣なび」の職種図鑑です。
アパレル営業
アパレル企業と消費者の橋渡し!
自社商品を店舗や業者で扱ってもらえるよう、提案や交渉し、企業の売上に貢献するのが主な仕事です。商品の特長を理解しつつ、営業先のニーズや立地・客層を考えて、最もふさわしい商品を提案します。営業がいなければ、お店に良い商品は並びませんし、店舗の維持や増加も見込めません。営業の仕事は、アパレルを作る側と、消費者との橋渡しともいえるでしょう。
営業はMD(マーチャンダイザー)や販売部門などと連携して予算を達成するのがミッション。予算達成のためにさまざまな戦略を練り、実行に移します。特に、年に数回行う新商品お披露目の展示会は重要です。来てくださったMDやバイヤーと積極的に商談を行い、売上アップに貢献します。
企業によって異なりますが、営業には主に3パターンあります。1つ目はリテール営業。リテールとは小売の意味で、アパレルの場合、自社ショップの商品の選定や販売促進企画を立て、売上拡大をめざします。スタッフの採用や教育などをサポートすることもあります。
2つ目はホールセール営業、法人向けの営業です。自社ショップを持たない専門メーカーなどに多く、セレクトショップなどに自社商品を置いてもらえるよう交渉します。すでに商品を置いてもらっている店舗は定期的に訪問して状況を確認しつつ、新規ショップの開拓も行います。
3つ目は百貨店内に展開している既存店の維持や拡大、新規の出店などのために百貨店の担当者と交渉するものです。規模も大きく、契約の変更も気軽に行えないため、有利な条件で交渉できるかが、営業の腕の見せどころです。
コミュニケーション力は必須スキル!
営業は自分の商品を売り込むだけではNG。まずは、取引先のニーズや不満を巧みに聞き出すことが重要です。その後、自社の商品の特長や最新のファッションのトレンドをふまえて、最もふさわしいと思う提案を行います。相手の立場を考えた提案を続けるうちに、営業職として信頼を勝ち取っていけるでしょう。
また、提案を断られることは珍しくありません。少しのことではめげない精神力の強さ、採用されなかったことをバネにして、次に向かえる前向きな気持ちも必要です。また、さまざまな立場、性格の人と関わるため、どのようなタイプの人でも上手につきあえる器用さも兼ね備えたいものです。海外と取引を行っている場合は、英語や中国語といった外国語のスキルがあると有利です。
未経験でも憧れのアパレル業界で働ける!
営業職の求人は多いため、未経験でもアパレル業界に挑戦できます。営業を経験した後、MDやバイヤーといったブランド全体の営業戦略を考える部署への異動もできます。また、企業によって異なりますが、土日休みの場合が多くあります。