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今どきの派遣事情

未経験歓迎の派遣求人で自己PR!履歴書・職務経歴書の書き方教えます【販売職編】

2024.09.13

未経験歓迎の派遣求人で自己PR!履歴書・職務経歴書の書き方教えます【販売職編】

「新しい経験をしたい」「違うことにチャレンジしたい」「以前からやってみたいと思っている仕事だった」など、転職する理由はさまざまでしょう。

求人に応募するためにまず必要になるのが、履歴書や職務経歴書。応募する業界や職種によっても書き方は変わってきます。特に未経験の求人に応募する場合は、応募職種や業界の経験がないことを補いつつ、やる気や熱意を伝えるためにも書き方は重要です。

この記事では、販売職をめざして未経験求人に応募したい人に向け、履歴書・職務経歴書の書き方【販売職編】を紹介します。ぜひ参考にして、自分の良さを最大限アピールできる履歴書・職務経歴書でチャンスをつかみましょう。

販売職というと、アパレル店員やショップスタッフをイメージする人が多いかもしれません。商材や業界はさまざまですが、商品やサービスをお客様に直接販売するのが仕事です。お客様のニーズを把握して適切な商品やサービスを提案し、深めた商品知識でお客様からの質問に適切に答える必要があります。

売り上げ目標を達成するために戦略を立て、お客様と良い関係を築いてリピート購入につなげるのも販売の仕事。在庫管理や商品ディスプレイなど、販売以外の業務も行います。コミュニケーション能力や営業力、商品知識、数字への意識など、多岐にわたるスキルが求められ、顧客満足度を高めることで企業の売り上げに直結する重要な職種でもあります。

未経験の場合は、販売職がどういう仕事であるのかをしっかり把握して、自分の経験で得たどんなスキルが活かせるのかを棚卸しておきましょう。

最初に採用担当者が目にする書類です。誤字・脱字や記入もれに気をつけ、レイアウト、表や箇条書きを使用するなど読みやすさを意識しましょう。一般的に履歴書はA4に1枚程度、職務経歴書はA4に1、2枚程度にまとめます。

名前などの個人情報、学歴や職歴、取得資格などの情報を見やすく簡潔に記載したものが履歴書です。氏名などの基本情報を正確に記入し、学歴は高校以降から記入するのが一般的。職歴は古いものから順に記入し、会社名や部署も明記します。資格や免許がある場合は、販売職に関連するものを優先し、取得年月とともに記入しましょう。

職務経歴書は、これまでの仕事の経験や実績を詳しく記載したものです。氏名とともに、会社名・在籍期間・担当業務などの職務経歴の詳細を明記します。「チームでプロジェクトを成功させた」「スキルアップをした」など、具体的な成果があればその過程や数字も記載すると説得力が増します。

経験が浅い場合には、アルバイトやインターンシップの経験も積極的に記載しましょう。逆に複数社を経験していたり勤続年数が長かったりする場合は、キャリアのハイライトとしてこれまでの経歴の中で特に印象的な成果や経験を箇条書きで記載します。販売職に関連するスキルがあればそれも記載し、可能ならスキルレベルも記入するとよりわかりやすくなります。

派遣社員としての経歴がある場合は、派遣ならではのルールや書き方があるので注意が必要です。

派遣の場合は、履歴書や職務経歴書に「派遣社員」と明記しましょう。「入社」「退社」ではなく、「就業」「派遣期間満了」という表現を使用します。

派遣元の会社名と、実際に就業した派遣先の会社名を明確にして記載しましょう。

例:「○○株式会社(派遣元)を通じて、△△株式会社(派遣先)に就業」

短期の派遣業務が多い場合は、主要な業務や長期の業務を中心に記載しましょう。類似した業務経験はまとめて記載し、重要なポイントを箇条書きにすると良いでしょう。

例:接客業務の派遣:●●年▲月〜■■年▼月

飲食店でのホールスタッフ/ ホテルのフロント業務/空港のグランドスタッフ業務

企業によっては派遣先企業名の公表を禁止している場合があります。派遣会社に公表できるかどうかを確認し、公表できない場合は業界名や企業規模などで表現します。

例:「大手電機メーカー」「従業員1000人規模の製造業」など

派遣の場合、上司や同僚からの派遣先での評価があればプラスになります。さまざまな企業や業界での経験を積んだことによる適応力や多様性を、積極的にアピールしましょう。

自分の強みやスキルをアピールする自己PR・志望動機はもっとも重要であるとともに、ほかの候補者と差をつけられる部分でもあります。抽象的な表現を避け、具体的なエピソードや数字を使ってわかりやすく簡潔にまとめ、応募企業の特徴や方針に沿った内容にしましょう。自己PR文を履歴書内に入れる場合は100~150字程度にまとめるのが一般的です。職務経歴書では300~ 400字程度でまとめても良いでしょう。

また面接でも質問される可能性が高いので、控えを用意しておくと面接でも一貫性を持ってしっかり答えられるでしょう。

未経験であることは、デメリットではなく新しい視点を持ち込めるメリットとして、前向きにアピールするのが秘訣。そのためには次の5つのポイントを意識して、採用者の目に留まるような履歴書・職務経歴書をめざしましょう。

     

    特に未経験者を採用する際に企業がチェックするポイントは、適した人材であるのか、どう貢献してくれそうなのか、です。「なぜあえて未経験の販売職を志望するのか」「なぜこの企業なのか」「入社後どのような貢献をしたいのか」などを明確に伝えることが大切です。

    単にどこでも良いから販売職で転職したいのではなく「企業風土に感銘を受けた」「この商材・サービスをもっと世の中に広めたい」など、その企業だからこその理由があれば説得力が増します。その際、応募企業の商品・サービスや経営方針、事業内容などに触れておくことで、しっかりと企業研究をしていることもアピールできます。転職するまでの経緯と応募先の企業や販売職を選ぶ理由が結びつけば、さらに説得力が増すでしょう。

      たとえ販売職が未経験であっても、これまでの経験で培ったスキルがあるはずです。直接販売職に結びつかなくても、できるだけ結びつく経験やスキルを盛り込めば、未経験でも即戦力をアピールすることは十分に可能です。

      基本的なビジネススキルは販売職にも必要です。接客の際の言葉遣い、お客様のメールや問い合わせなどは、ビジネスマナーが身についていることで適切な対応ができます。

      ショップスタッフなら、販売職でも事務処理や会計処理、在庫管理など販売以外の業務も行います。専用のシステムやPCを使用している場合もあり、基本的なPC操作ができることも必要です。ある程度の社会人経験があれば、基本的なビジネスマナーやPCスキルは身についているでしょう。

      販売職も接客業のひとつ。ホテルや飲食店などの接客業の経験があれば、基本的な接客スキルは身についているはずです。販売職が未経験でも、商材やサービスについての知識を身につけることで即戦力になれます。

      お客様に商品やサービスを販売するといっても、自分ひとりだけで仕事をするわけではありません。販売職にもチームワークが必要。お客様に対してだけでなく、仕事仲間に対してもコミュニケーション力は大切です。

      異業種であっても、チームでプロジェクトを達成した、営業で新規の顧客開拓をしていたなどで培われたコミュニケーション力は、販売職にも活かすことができます。

      最近ではインバウンド需要が戻ってきており、外国人のお客様も増えています。特に観光地や主要都市であれば、語学力があることは大きなアピールポイントになります。

      アパレルなど商材によっては、商品のディスプレイや見せ方によって売れ行きは大きく変わってきます。お客様の中には、ディスプレイウンドウに惹かれて店内に入ってくる、マネキンやスタッフのコーディネートを参考にするという人もいます。

      店舗やブランドによってはディスプレイ、商品説明や使い方のコツなどを販売スタッフに任せていることもあり、「ディスプレイセンスに自信がある」「POPを作ったり商品説明を書いたりするのが得意」といったこともアピール材料になるでしょう。

      最近ではSNSを活用したマーケティングが増えてきています。「普段からSNSを活用して情報発信をしている」「フォロワー数を多く獲得している」といったこともプラスになります。

      新卒でない場合は即戦力として働けるかどうかが重要です。未経験の仕事に転職するなら、職場の同僚や仲間と協力して業務を行うためにも新しい環境に早くなじめる適応力や、知識やスキルを少しでも早く吸収する積極性が必要です。

      「営業で新規顧客開拓をしていた」「業務でわからないことは積極的に質問するようにしている」など、新しい環境でもすぐに適応して活躍できることをアピールしましょう。

      単に「販売の仕事をしてみたい」「やる気がある」と書くだけでは、これまでどんな働き方をしてきたのか、実際にどんな貢献をしてくれそうなのか採用者にはイメージできません。

      これまでにあげた成果があれば具体的な数字を入れたり、実際に体験した具体的なエピソードを盛りこんだりすることで、印象に残りアピールすることができます。また、具体的な入社後の目標やプランを伝えることで、自分がその企業にどう貢献できる人材なのかをイメージしてもらいやすくなります。

      「資格取得のための勉強をしている」「 販売員のブログを読んで販売技術を学んでいる」「最新のトレンド情報を把握するようにしている」など、経験がないことを補うために取り組んでいることもアピールしましょう。

      入社前から意識して取り組んでいるということは、やる気や熱意にもつながります。自分に必要なことを理解しているからこその取り組みでもあるため、真剣さもアピールすることができます。

      特別な資格などは必要ないため、未経験からでもチャレンジしやすい販売職。とはいえ、未経験の職種の場合は自分に本当に合っているのか、実際にやっていけるのかを見極めるのは難しいものです。正社員やパート、アルバイトで働くことも可能ですが、数ある求人の中から自分に合った職場を見つけるのは容易ではありません。

      その点、派遣なら知識や経験も豊富なコーディネーターからアドバイスを受けられ、相談することもできます。伝えた希望条件をもとに、それに沿った職場探しをサポートしてくれます。派遣の場合は未経験歓迎という求人が特に多いので、まずは派遣でいくつか職場を経験してみてから自分の適性を見極めるということも可能です。

      さらに派遣の場合は、業務内容や就業時間なども、あらかじめ合意したうえで契約書に内容が記載されます。基本的に残業もなく、想定外の仕事を任されることもないので、未経験でも少ない負担で業務に集中することができます。始めは派遣で販売職の経験を積み、将来は本格的に正社員をめざすこともできるでしょう。

      派遣会社にはそれぞれの特徴がありますが、「派遣なび」は販売職の求人が豊富。特にアパレル・ファッション業界に強く、国内のアパレル企業から海外ブランドまで幅広く扱っています。

      派遣社員の経験があるコーディネーターも多いので、求職者の視点でのアドバイスやキャリア相談をしてくれるのも心強いポイント。未経験からでも、働きやすい職場が見つかるでしょう。

      掲載求人はすべて社会保険完備。産休・育休制度や研修など、就業者を支援する福利厚生やさまざまな制度も充実しており、就業中のサポートも万全です。まずは「派遣なび」の求人をチェックしてみてください。

      次回の【事務職編】では、未経験から事務職をめざす方に向けての履歴書・職務経歴書の書き方を紹介します。未経験から営業をめざす方には【営業編】もあるので、ぜひ合わせて参考にしてください。

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