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流行は2年前に「たった2日」で決まる。誰が決めてる?ファッショントレンド【前編】
2022.09.30

アパレル・ファッション業界で働くなら、流行は常にキャッチしておきたいものです。しかし、そもそも流行はどのように作られるのでしょうか。自然発生的に生まれるのか、それとも誰かが生み出しているのか、気になりますよね。
このコラムでは2回に分けて、流行が作られる裏側を紹介します。前編では、ファッションやヘアカラーなどで手軽に流行を取り入れられるトレンドカラーが、どのように決められていくのかを解説します。
トレンドカラーの決め方
毎年、注目している人も多いトレンドカラーですが、流行してからトレンドカラーが決まるわけではありません。実は、世界的な規模で2年前に決められているのです。
インターカラー(国際流行色委員会)という、日本も参加する国際的な団体が、2年後の春夏・秋冬に世界的に流行するであろうカラーを決めています。過去の傾向から予測し、社会情勢や人々の心理を踏まえて話し合いを行います。
話し合いにかかる時間は、わずか2日。
トレンドカラーは1色ではなく、500種類ある色の中から20〜30色が指定されます。インターカラーで決定したトレンドカラーのことを「国際流行色」と呼びます。
トレンドカラーはレディースウェア、メンズウェア、プロダクツ・インテリア、メイクの4カテゴリで分類。アパレルとコスメで流行色が異なることも、よく起こる現象です。
国際流行色が決まったあと、各国の団体がその国の状況に応じて、その国のトレンドカラーを決めていきます。インターカラーから半年後、つまり実際のシーズンが始まる1年半前に、日本では日本流行色協会という団体が、国内向けのトレンドカラーを決定します。
なぜ、トレンドカラーが必要なのか
2年後に流行するであろうカラーが決まっているのは不思議な感じもしますが、アパレルやコスメのデザイン、制作には時間が必要です。流行する色を事前に予想しておくことで、制作がスムーズに進み、多くの人にトレンドに沿ったアイテムを提供できるのです。
アパレル企業は大きな失敗をすることがなくなります。一般消費者の視点から見ても、トレンドカラーがあることで手軽に流行をおさえることができ、毎日のコーディネートがしやすくなります。
トレンドカラーが決まってから、商品化まで
インターカラーや国内の会議で決まったトレンドカラーをもとに、素材やデザインを決定し、デザイナーやアパレル企業は約1年かけて商品化していきます。
トレンドカラーが決定してから、1年後に開催される素材の展示会。生地や糸を生産している企業はここまでに、トレンドカラーに合わせた生地や素材を準備します。
トレンドカラーが決定してから1年半後、つまり実シーズンの半年前に、デザイナーのコレクションが始まります。代表的なものはパリ・コレクションやミラノ・コレクションです。東京でも東京コレクションが開催されるなど、世界の主要都市でファッションショーが開催され、トレンドが醸成されていきます。
このあたりから、ファッションショーやファッション雑誌などでトレンドカラーが紹介されるため、一般の消費者にも半年後のトレンドカラーやトレンドがどのようなものかがわかるようになってきます。最近ではSNSで情報を発信する企業が増えてきたので、情報収集が簡単になりました。
トレンドカラー決定から2年後、ついに予測したシーズンが到来します。トレンドカラーをもとにしたファッションアイテムが店頭に並び、多くの人を魅了します。
トレンドカラーはあくまでも予測です。最近は、SNSの普及によって予想していなかったトレンドが誕生したり、流行が多様化したりしているため、予測が難しくなっています。
ちなみに2022年秋冬のトレンドカラーは、ベリーペリ(青みがかった紫色)、ロイヤルブルー、バービーピンク、ファイアーレッド、サンシャインイエロー、リラックスグリーンの6色です。トレンドに注目ですね。
アパレル販売員なら、働きながらファッションの最新情報が手に入る
アパレル企業で働く場合、シーズン前に展示会が開催されるため、一般の人よりも早い段階でトレンドカラーなどの最新の流行を把握することが可能です。ファッション好きな方にとっては楽しく働ける理由のひとつになるでしょう。
未経験からアパレル販売員として働くなら、派遣社員として働いて経験を積むという道があります。派遣社員なら、企業とのやりとりを派遣コーディネーターが代行してくれるので、負担が少なくて済みます。入ってみるまでわかりにくい職場の雰囲気も、派遣コーディネーターから事前に情報を得られるため、ミスマッチも減らせます。
派遣社員として働く際に重要なのが、派遣会社選び。アパレル販売職を狙うなら、ファッション業界で実績がある「派遣なび」をご活用ください。アパレル販売から専門職まで、数多くの求人を取り扱っており、転職先がスムーズに見つかります。
まずは、どのような求人があるのか、「派遣なび」のサイトをチェックしてみてください。
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