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どんな会社、サービス、仕事があるの?アパレル・ファッション業界の仕組みを知っておこう

2024.10.18

どんな会社、サービス、仕事があるの?アパレル・ファッション業界の仕組みを知っておこう

アパレル・ファッション業界と一括りにされることが多いですが、アパレルとファッションは異なる意味を持っています。「アパレル」が既製服を意味する一方で、ファッションは服に限らず、ヘアスタイルやメイク、アクセサリーなども含んでいます。

アパレル・ファッション業界では、繊維業者から素材を仕入れたアパレルメーカーが既製品を製造し、製品を流通させ、販売するのが基本です。これは、川の流れになぞらえて、「川上」(繊維業・製造)、「川中」(商品プロデュース・卸し・流通)、「川下」(販売)と表現されることもあります。今回は、アパレル業界の仕組みとそれぞれの領域における仕事について解説します。

繊維業・製造には製造に必要な素材調達、製造する役割があります。

テキスタイルコンバーターは工場とアパレルメーカーをつなぎ、最適な生地を提供する卸売業者。メーカーから依頼を受けたあと、紡績メーカーや染色業者に糸の加工や染色を依頼します。

テキスタイルメーカーは織物やニット製品の企画や製造を担う企業。メーカーからの直接の発注・注文を受けるのが基本ですが、テキスタイルコンバーターからの依頼を受けることもあります。使用する糸や織り方を決め、要望に応じた生地を作ります。

繊維メーカーは幅広い繊維の開発や製造をする企業。綿やシルクなどの天然繊維、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維を扱います。

アパレルメーカーは衣料品の企画と設計をし、生産を行う企業。デザインを考案し、デザインに基づいた生地の選定、型紙の作成、製品の縫製などをします。縫製などの工程は一般的に外部に委託。メーカーによっては自社のショップを運営し、小売にも関わります。

アパレル商社には、アパレル専門商社のほかに繊維事業部のある総合商社も含まれます。海外から輸入した素材をメーカーに提供したり、海外ブランドのライセンスを取得して国内で販売したりするなど、業務は多岐にわたります。大手商社の場合、企画、生産、販売など、流通全般に対応するところもあります。

OEMは他社ブランドの製品を製造する企業。また、そのプロセスを指すこともあります。自社の本社は国内であっても、縫製工場は海外というケースが多いようです。

ODMは企画やデザイン、設計を代行する製造サービス。製品の生産はもちろん、企画やデザインも手がけます。

SPAは衣料品の企画や生産、販売をひとつの会社が全て行うこと。企画から販売の工程を全て担うため、中間マージンが発生しないのがポイントです。各工程で齟齬が起こりにくくスピーディーに進むので、トレンド商品を大量生産できます。

小売は仕入れた商品を販売する業種で、アパレル販売員は小売で働くことになります。商品をお客様に提案し、コーディネートのアドバイスを行うなど、商品の魅力や価値を効果的に伝えるのが役割です。前述したアパレルメーカーなどの自社ショップも当てはまります。ここでは、そのほかの小売を紹介します。

セレクトショップはコンセプトに基づいて商品を厳選し、販売する店舗のこと。国内外のブランドに関係なく、顧客に合った多様な商品を提供します。

ECサイトはオンラインで商品を販売するWebサイトのこと。アパレルメーカーが運営するサイトのほか、複数のブランド商品を取り扱うプラットフォーム型ECサイトなどもあります。

古着屋やリサイクルショップも小売のひとつです。お客様から持ち込まれる古着の買い取り、海外からの仕入れなど、仕入れ方法はさまざま。オンラインでブランド品の買い取りや販売をするリサイクルショップのECサイトも増えています。

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