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将来、正社員になりたいあなたへ!派遣社員から正社員になる3つの方法

2022.08.10

将来、正社員になりたいあなたへ!派遣社員から正社員になる3つの方法

「派遣社員として働いているけど、次回の契約更新があるか不安」
「ボーナスもないし、いつかは安定した正社員になりたい」

派遣社員はライフスタイルに合わせて仕事を選べるのが魅力です。一方で、正社員と比べると、継続性や収入面で不安があるのは事実です。

この記事では、派遣社員から正社員になるための3つの方法をご紹介します。将来正社員をめざしたい方は、ぜひ参考にしてください。

派遣社員と正社員の違いー収入・安定性でみると正社員が有利

最初に、派遣社員と正社員の違いを確認しておきましょう。最大の違いは雇用主です。

派遣社員は派遣会社に雇用され、派遣会社から紹介された派遣先企業で働きます。契約期間が決まっており、期間を満了した場合は契約を更新するか、別の派遣先企業を紹介してもらいます。契約満了後に希望の派遣先が見つからないと、収入が途絶えることになりかねません。

正社員は働いている企業で直接雇用されます。契約期間は決まっておらず、多くの場合は定年まで働くことが可能です。

派遣社員と正社員は、収入面でも大きな差があります。

派遣社員の給料は時給計算がほとんどで、休日が多い月は収入が減ることになります。ボーナスや退職金が支給されるケースはほぼありません。

正社員の給料は月給制が多く、基本給が変動することはありません。ボーナスや退職金、住宅手当などの諸手当のほか、子育て支援や社員旅行など福利厚生が充実している企業も少なくありません。

派遣社員はスキルアップしても、契約期間中の昇級・昇格は期待できません。一方、正社員は評価に応じて昇給・昇格のチャンスがあります。

その代わり、正社員には異動や転勤があります。多様な業務経験を積んで成長することを期待されており、会社から異動や転勤を命じられた場合は基本的に断れません。派遣社員であれば、希望する業務や勤務地を選べます。

次に、正社員になるための3つの方法を詳しくみていきましょう。

方法1:自分で転職活動―思い通りに候補を選べるが手間がかかる

ハローワークや転職サイト、人材紹介会社(転職エージェント)などを使いながら、自分で正社員に向けた転職活動を行います。

最大のメリットは自分のペースで転職活動ができることです。求人情報を探して応募し、書類選考・面接へと進んでいきます。

デメリットは、すべてを自分で行わなければいけないこと。自己分析に始まり、求人検索や履歴書・職務経歴書の作成、面接対策などやることがたくさんあります。転職エージェントやコーディネーターといった転職のプロからアドバイスを得ながら、上手に転職活動を行うとよいでしょう。

転職活動を始めるタイミングにも注意が必要です。

退職後に転職活動を行う場合、時間にゆとりはあるものの、なかなか決まらない場合には収入面が不安になります。かといって安易に妥協すると、ミスマッチが起こる可能性があり、再び転職活動をすることになりかねません。

在職中に転職活動を行う場合、収入面の不安はありません。一方で、転職活動に使える時間は限られるため、上手に時間管理をする必要があります。

方法2:派遣先企業で正社員登用―利用できる条件の確認を

派遣先の企業に正社員登用制度がある場合は、挑戦してみるとよいでしょう。ただし企業によって、登用までの期間や条件、試験の有無、正社員登用後の雇用条件などが大きく異なります。詳細をしっかり確認しておきましょう。

メリットは、双方のミスマッチが少なくなること。派遣社員は、職場の雰囲気や業務内容がわかっているため安心して応募できるとともに、派遣期間中に自分の実力をアピールできます。会社は、派遣期間中に適性を判断できます。

デメリットは、登用制度があっても、実際には利用されていないケースが存在することです。過去に派遣社員から正社員に登用されたケースがあったか、必ず確認をしておきましょう。制度があったとしても、適性や実力で判断されるため、必ずしも登用されるとは限りません。

方法3:紹介予定派遣―派遣社員として一定期間働いたあと、直接雇用をめざす

紹介予定派遣とは、派遣社員として3~6か月程度働いたあと、派遣先の企業に直接雇用してもらうことをめざす制度です。派遣社員から正社員登用をめざす際によく使われます。

メリットは、正社員登用制度と同じくミスマッチが起こりにくいことです。派遣社員として働く期間は、双方にとって「お試し期間」。会社側は人柄や働きぶり、実力や適性などを時間をかけて判断できます。派遣社員側も職場の雰囲気や業務内容をしっかり理解した上で、直接雇用に挑戦できます。

また、派遣社員でいる間は、派遣会社のサポートを受けられるのもメリットです。派遣先企業で評価されるポイントや過去の登用実績といった情報も手に入るため、企業研究の手間を省けます。

デメリットは、必ず直接雇用されるわけではないこと。企業側が「自社に合わない」「実力に見合わない」と判断した場合は、派遣契約期間の満了とともに終了となります。

派遣社員から正社員をめざすなら、スタートは「派遣なび」

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