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「ありがとう」がやりがいに!販売職のお仕事内容とその魅力に迫ります。

2025.05.14

「ありがとう」がやりがいに!販売職のお仕事内容とその魅力に迫ります。

「ものを売る」というのはビジネスの基本。かつてはほしいものがある人とそれを持っている人の間で合意があれば、そのものの価値に見合ったものと交換していた「物々交換」でした。

そこから現代では、ほしいものを持っている人から、その価値に見合う「対価」をお金で支払ってものを買う時代になりました。これが販売の基本です。

    現代では、生活に必要な日用品・必需品から、生活を便利にするサービスまで、販売されるものはさまざまです。ものがほしいお客様は、ほしいものを購入して購買欲求が満たされるだけでなく、それを手に入れられることで喜びも感じられます。人から「ありがとう」といわれること、喜んでもらえることが励みになる人にとって、販売の仕事は魅力があるでしょう。

    この記事では、販売の仕事をしてみたい、興味があるという人に向けて、販売職の仕事内容や魅力を紹介します。販売職が具体的にどんなことをするのかわかるだけでなく、身につくスキルや向いている人の特徴、働くうえでの注意点も解説します。ぜひ参考にして、販売職に挑戦するための足掛かりにしてくださいね。

    販売職のなかでも、特に「ものを売る」ことを実感できるのは店舗で商品を販売することです。店舗では実際に手にすることができる商品(有形商材)を展示。来店したお客様をお迎えし、希望や要望などお客様の話に耳を傾け、意向に沿った商品を探したり勧めたりして、購入のサポートを行います。

    商品を売るだけの仕事だと思われがちですが、お客様に快適に買い物をしていただくためにさまざまな業務を行います。たとえば、商品の魅力がわかりやすい陳列やレイアウトにする、在庫切れが起きないよう在庫管理を徹底する、店舗を清掃する、新商品をご案内するダイレクトメールを送るなどです。一見販売には関係ないように見えますが、これらも大事な仕事です。

    接客中はお客様を不快にさせないよう、身なりや言葉遣いにも気を配ります。また、お客様が望む商品を提案するためには専門的な知識も必要です。

    目に見える商品を販売することが多い販売職ですが、保険や住宅ローンのような目に見えない、手に取れない商品を販売することもあります。商品の形がどうであれ、お客様とコミュニケーションを取りながら、商品やサービスを販売するのが販売職です。

    販売職に興味がある人にとっては、ものを売ること自体に魅力を感じる人もいるかもしれませんが、販売職の魅力はそれだけではありません。

    対面が基本の販売職は、お客様と直接関わるのでダイレクトな反応を感じられます。スムーズなコミュニケーションでお客様の心を開くことができれば、話も弾んで購入につながるでしょう。お客様の希望にしっかりと寄り添うことができれば、おすすめした商品を気に入って購入してくれるかもしれません。

    自分の接客でお客様がどう反応してくれるのかが目に見えてわかり、うまくいけば「ありがとう、あなたに接客してもらえて良かった」と直接感謝の言葉を聞く機会もあります。仮にうまくいかなかったとしても、改善点として今後に活かすことができるでしょう。

    店舗にはさまざまなお客様が来店し、一人ひとりニーズや好み、求めているものが違います。それぞれのお客様に対して「このお客様にはどんな接客をすればベストか」を考えながら適切な提案をしようと試行錯誤することで、販売スキルも鍛えられます。研修だけでは得られない、実践だからこそ身につくスキルです。

    さらにより良い接客をしようと思えば、商品に対する知識も必要になります。日々の接客で知識を蓄積しながら、さらに上手な提案ができるように自然と自分から知識を身につけようともするでしょう。その結果、接客にプラスになる知識も身につきます。

    販売職は、ただ商品を販売しているだけではありません。どうすればお客様が満足できるか、どうすれば売上をもっと伸ばせるかも考える必要があります。店舗運営に関わりながら商品を販売することで、経営視点も身につきます。

    さらにキャリアアップして店舗責任者ともなれば、スタッフの管理や売上管理なども行うので、店舗運営に必要なノウハウも身につくでしょう。将来自分の店舗を開いたり、転職などをしたりする際にも活かせます。

    自分が好きな商品を扱っている店舗なら、好きなものに囲まれて仕事ができます。お客様との共通点も多く、好きなものなので接客も楽しくうまくできるはず。仕事をするうえでのモチベーションにもつながります。

    販売職に関連した資格は、「販売士」「接客サービスマナー検定」「接客販売技能士」「ファッション販売能力検定」「カラーコーディネーター」など、仕事に直結する資格が多くあります。資格の取得を目標にすればやる気も出ますし、資格が取得できれば販売職経験の裏付けや実力のアピールになります。

    魅力が多い販売職の仕事ですが、どんな仕事にも向き・不向きはあるものです。ここからは、販売職で活躍する人、向いている人の特徴を見てみましょう。

    店舗での販売職はコミュニケーションが基本。明るい印象でお客様が声をかけやすく、不快感を与えないというのは大切です。そのほか、どんな人が向いているのでしょうか。

    対面でお客様とコミュニケーションを取るので、人と接するのが好き、楽しいという人が多い販売職。お客様からしても、売りたいという雰囲気が前面に出ているようなスタッフは敬遠したくなるでしょう。

    自然なコミュニケーションからお客様の要望をつかめるのがベストです。人と接するのが好きな人はコミュニケーションが得意な人が多いもの。上手にお客様の求めるものを引き出すことができるはずです。

    さまざまなお客様が来店するということは、接客しやすいお客様ばかりではないということ。時には理不尽なクレームが来たり、トラブルになったりすることもあります。また、繁忙期などの忙しい時期には、普段とは違う接客の仕方やスピードが必要になることもあるでしょう。

    たとえ厳しい状況であっても、臨機応変に対応できる人は歓迎されます。信頼も厚く、他のスタッフからも頼りにされる存在になれます。

    販売職に限りませんが、気配りができる人は重宝されます。特に販売職には空気を読むことや、相手の気持ちを読み取ることが求められるからです。

    購入の際にお客様の荷物を一緒にまとめる、試着の際に荷物を置く場所を作るなど、些細なことでもお客様にとっては嬉しいもの。お客様だけでなく、スタッフに対しても気配りができる人がいれば職場の人間関係も良くなるでしょう。

    お客様に商品をすすめる際に必要なのが提案力。アパレル販売職であれば、お客様の希望の服を提案するだけでなく、コーディネートやスタイリングのアドバイスなど、さらに一歩踏み込んだ提案をすることで、さらなる売上につながります。

    またお客様が悩んでいる場合に的確なアドバイスができれば、違和感なく購入を後押しできます。提案力があれば、長期的な売り上げにも貢献できるでしょう。

    店舗販売ではレジ業務は必須です。購入時の金額を正確に打つのは当然ですが、店舗では「レジ締め」業務もあります。その日の売上を集計し、伝票上の売上金額とレジ内の現金・クレジットカード売上の金額が合っていなければなりません。

    数字が合わなければおつりの受け渡しミスや、時にはスタッフの不正である場合も。また、店舗によっては売上ノルマがあるなど、数字を扱う業務は意外とあります。数字に強く、几帳面な人は数字を意識した接客ができるので向いているでしょう。

    意外かもしれませんが、販売職は実は個人プレーというよりはチームプレーの仕事です。接客自体は個人でも、販売目標を達成するためにはスタッフが一丸となり、店舗全体で目標を達成する意識が必要です。またチームで協力することで、個人では足りないスキルを補うこともできます。

    紹介した特徴がすべて備わっていなければ販売職には向いていない、というわけではありません。ただ、当てはまることが多いほど向いていることは確かです。自分に当てはめてみて、どんな点を販売職に活かせるのかを考えてみましょう。

    魅力が多い仕事でもデメリットはあります。失敗しないためには、デメリットも理解したうえで求人を選びましょう。

    販売職の主なお客様は平日に働いている人が多く、休みの週末に来店する人がほとんどです。そのため、基本的に一般的に休みである土日・祝日は仕事になり、休みも固定ではない職場が多いでしょう。

    同様に、大型連休やお盆、年末年始なども、時期をずらしスタッフ同士が調整して休むことになるでしょう。その分、週末に混む場所には空いている平日に出かけられるメリットがあります。

    立ち仕事がほとんどの販売職には、ある程度の体力も必要です。販売職で働く人からは、足が疲れる・むくみが気になる、腰痛になりやすいという声もあがっています。

    特に、働き始めや未経験から始める場合は、慣れるまでは余計に疲れを感じるかもしれません。休める時にはしっかりと休み、普段から継続的に運動することを心がけましょう。

    販売職はシフト制が基本。また店舗には営業時間がありますが、特に閉店までの勤務の場合は、営業終了時間間際にお客様が来店する、接客で就業時間を過ぎてしまうなど延長せざるを得ない場合も出てきます。

    またディスプレイウィンドウや商品の並び替えなどを営業終了後や、開店前に行う店舗もあります。ただし頻繁にあるわけではありません。

    お客様からの「ありがとう」という言葉にやりがいを感じられる反面、店舗にもよりますが、販売職にはクレーム対応やノルマなど、人によってはプレッシャーを感じる業務もあります。プレッシャーに弱い人にとっては大変かもしれませんが、経験を積むことでうまく対応できるようになるでしょう。

    ある調査では、販売職を希望する人が重視する条件の上位は「自分が好きなブランド・商品かどうか」「仕事にやりがいを感じるかどうか」だそう。さらにキャリアアップの可能性や未経験歓迎かどうかもポイントのようです。

    特に女性の場合は、これらに加えて「出産」もポイントになります。出産後、家事・育児に専念して退職するのか、いずれは仕事に復帰するのか、仕事と家事を両立するのかによって選ぶ求人も変わってくるでしょう。現状だけでなく、キャリアプランも考えておくことが大切です。

    自分に合った求人を選ぶなら、派遣はおすすめの働き方のひとつです。初めての業界や職種でも派遣なら未経験歓迎の求人も多く、短期間の契約を更新していくので自分に合うかどうかを試すことができます。

    就業時間や条件をあらかじめ決められるので、無理なく働き始めることもできますよ。まずは派遣で働いてみて正社員をめざす、経験を積むためにいろいろな職場を経験してみるなど、選択肢も広がります。

    未経験で働くなら派遣という働き方がおすすめですが、その際には派遣会社の選び方も大切です。総合型の派遣会社から専門分野に特化した求人を扱うところまで、派遣会社にもさまざまあります。販売職に強い派遣会社を選べば、希望の求人が見つかりやすいでしょう。

    特に販売職のなかでもアパレル・ファッション業界に興味があるなら、「派遣なび」がもっともおすすめ。アパレル業界に強く、求人数も多いのが魅力です。人気の大手ブランドを手がける企業に入るのはハードルが高くても、派遣なら可能性が広がります。まずは「派遣なび」で求人検索をしてみてください。

    「派遣なび」にはシッターサービスなどの子育て支援や資格取得支援、障害者雇用支援など、派遣社員として働く際のさまざまな支援制度もあります。派遣が初めてでも、派遣コーディネーターがしっかりとサポートしてくれるので安心です。

    「派遣なび」のサポートがあれば、未経験からでも販売職にチャレンジでき、新たな可能性も見つけられるでしょう。少しでも興味があれば、まずは気軽に相談してみてください。

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