
派遣なびコーディネーターブログ
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仕事のお悩み相談室
実は陰キャでもアパレル販売員で成功できる!お客様を喜ばせるための工夫とは?
2024.12.06

アパレル販売員といえば、明るく社交的な「陽キャ」だと思っていませんか。アパレル・ファッションが好きで、お気に入りのブランドで販売職として働きたい人のなかには「私は陰キャだから無理!」と思っている人もいるかもしれません。
実際は、アパレル販売職として活躍しているのは陽キャばかりではありません。多種多様なタイプがアパレル店員として働いています。今回は、陰キャでもアパレル販売員として成功するための工夫、陰キャで悩んだ時の対処法などを紹介します。ぜひ参考にしてください。
お客様の「助けになりたい」というマインドを持つ
アパレル販売員の仕事は接客がメインであり、必ず商品を売らなければならないと考える人も多いかもしれません。そのため、接客が苦手な人は、「商品を売らなければならない」「販売員らしく振る舞わなければならない」といった意識にとらわれてしまうことも。そういった状況は気持ちの余裕を奪ってしまうため、自信を持って話せなくなってしまうでしょう。
まず、販売員=商品を売らなければならないという思考を一旦なくしましょう。今すぐに商品を売るばかりが仕事ではなく、お客様に納得していただくことこそ、販売員の重要な役割だからです。
「売ろう」と考えるのではなく、「お客様の助けになろう」と考えてみてください。アパレル販売員の仕事で大切なのは、自分がお客様と楽しく話すことではありません。話すこと自体が大事なのではなく、お客様に喜んでもらうことが大切であり、売上につながるのです。
ヒアリング力で勝負
話すのが得意でない人におすすめなのが、ヒアリング力で勝負することです。お客様のなかには店員から話しかけられることを苦手とする人もいます。
そのため、必ずしもあれこれ話せばいいわけではありません。お客様の話をじっくり聞くことで信頼関係を構築するほうが商品の売上にもつながることもあります。通ってくれるような親しいお客様ができれば、苦手意識があった接客を続けることも苦にならないでしょう。
お客様のペースを尊重する
お客様の商品を見たり選んだりするペース、話したりするスピードは人それぞれ異なります。商品をゆっくり見たいお客様には軽く声がけをするだけにする、商品に興味を持っている人には説明を長めにする、急いでいる様子がある場合は提案や説明をテキパキと行うようにすると良いでしょう。お客様のタイプや状況を尊重しながら接客を進めることが大切です。
質問力を身につける
アパレル販売員は、お客様が求める商品を的確に提案する必要があります。そのため、相手の疑問や悩み、希望を知るために、質問力が求められます。商品を使用する目的やTPO、日時、場所、必要なアイテム、イメージしているデザインやカラーなど、質問内容は多様です。あらかじめ質問内容を想定して練習しておけば、陰キャでも質問力を身につけることができるでしょう。
察する力を磨く
察する力とは、言葉や態度に出さなくても相手の心情を察知する力で、陽キャ・陰キャ関係なく習得できます。商品を自分に合わせようとしているお客様には鏡の場所を伝える、商品を持ちながら移動しているお客様には「ご試着されますか」と伺うなどが当てはまります。
お客様の動きに合わせて会話を進められるので、自分から話すのが苦手な人でもやりやすいでしょう。お客様が商品を見ている時の行動や、会話中の表情や声のトーンなどから要望を察することができるように意識してみましょう。
提案力を磨く
アパレル販売員は、お客様の購入の目的や好みなどを把握しなければなりません。よくわからないまま商品を勧めても購入にはつながりにくいでしょう。
お客様の目的を把握したら、おすすめのコーディネートなどを提案します。お客様の着ている服や履いている靴を観察することも、お客様の好みを知るヒントになります。ただし、提案するにはタイミングも大切。お客様をよく観察し、適切なタイミングを見計いましょう。
慣れている言葉を使う
コミュニケーションに苦手意識がある場合、接客用語に慣れないことから余計にうまく対応できないケースがあるかもしれません。そういった場合は、声がけを慣れている言葉に変えてみましょう。たとえば、「いらっしゃいませ」を「こんにちは」、「よろしければお鏡の前で合わせてみてくださいね」を「素敵ですよね。私も好きです」など、自分が言いやすい言葉を使うのがポイントです。
ただし、店舗によって声がけが決まっている場合があるので、職場のルールをふまえたうえで自分なりの話し方を確立していくといいでしょう。
自然で美しい言葉遣いを心がける
前述したように、使い慣れている言葉を使うのは構いませんが、普段家族や友達に使っている言葉を使うということではありません。あくまで相手はお客様なので、ていねいな言葉遣いを使う必要があります。接客が上手な人は、言葉遣いも自然で美しい傾向です。お客様と会話する時は、言いまわしや語尾などに配慮するようにしましょう。
ノルマがある店舗は回避
店舗によっては、個々の販売目標があります。ノルマがある店で働くと、達成に向けて積極的に接客をしなければならないという焦りが出てしまいます。接客が苦手な場合は大きなストレスを感じる可能性が高まるので、ノルマのない店を選ぶとよいでしょう。ノルマがなければストレスが軽減され、精神的に余裕が持てるため、より良い接客ができます。
年齢に合う店を選ぶ
自分の年齢に近い人となら話しやすいという人は、年齢に合う店舗を選ぶのもひとつの方法です。とくに若い層向けのお店は陽キャがターゲットの店もあるので注意しましょう。中高年以降をターゲットとしている落ち着いた雰囲気の店舗を選ぶと、安心して働くことができるはずです。
「にわか陽キャ」になる
どんなに落ち着いた店舗だとしても、アパレル販売員は明るく挨拶をする必要があります。最初は恥ずかしい気持ちが出るかもしれませんが、しばらくすると慣れるので積極的に挨拶をしましょう。
また、接客を通して多くの人と関わるうちにコミュニケーション能力も磨かれていきます。もちろん性格が変わるわけではありませんが、働いている時だけテンションを上げてみましょう。たとえ「にわか陽キャ」だとしても周りにはわかりません。もしも明るい性格のスタッフが身近にいるならば、その人の接客を真似してみるのもおすすめです。
商品知識などプラスアルファのワザを身につける
商品知識がない状態でお客様に質問されるとうまく答えられず、自信をなくしてり自己嫌悪に陥ってしまう可能性があります。スムーズに接客するには、素材やデザインの特性、メリット、デメリット、コーディネート方法など、多くの知識が必要です。
商品知識があれば、取り扱いの注意点、お手入れ方法など、お客様が知りたい情報を提供することができるため、自信につながります。いつお客様に質問されても適切に答えられるよう、できる限り準備しておくと安心です。お客様の質問にうまく答えられれば信頼を得ることができます。また、店舗の売上のアップにも貢献できます。
身だしなみを整える
身だしなみは、相手を不快にさせないためのマナーのひとつ。アパレル販売員はその店の顔であり、自分のコーディネートなどが気になるかもしれませんが、もっと重要なのが清潔感です。毎日の入浴やシャワーはもちろん大切ですが、髪や眉を手入れし、マニキュアが剝がれていない状態にしておきたいもの。また、服のシワや靴の汚れなどにも気を配りましょう。
表情に気を配る
お客様は販売員の顔をよく見ています。お客様を不快にさせないためには、自分の表情にも気を配りましょう。接客中だけではなく、品出しや商品整理、事務作業、電話対応、スタッフとの会話、店内を歩く時など、働いている間はいつどこでお客様に見られているかわかりません。どんな人もふとした瞬間は想像以上に無表情になりがちです。積極的に話しかけなくとも、ほがらかで親しみやすい表情をしているだけで印象が良くなるでしょう。
美しい姿勢を保つ
歩き方や姿勢の美しさもお客様に見られている可能性があります。特に立ち姿勢では片足重心にならないように気をつけましょう。また、猫背ではなく背筋を伸ばす、バタバタ歩かない、しゃがむときの姿勢にも気を配るようにしてください。いつ誰に見られても良い姿勢を保ちましょう。
パーソナルスペースを理解する
距離感には物理的なものと相手との関係性のふたつがあります。接客ではパーソナルスペースに踏み込まずに、適度な距離感を保つことが大切です。パーソナルスペースとは他人に立ち入られたくないスペースのこと。来店や購入履歴が多いお客様にはつい距離を詰めて接したくなるかもしれませんが、なれなれしくしすぎず、敬意のある接客をするようにしましょう。
ただし、陰キャで積極的に話せない場合は、少し距離を近づけるほうが良いかもしれません。
好きなブランドを選ぶ
陰キャで人と話すのが苦手でも、自分の好きなものについては話しやすいという人も多いでしょう。アパレル販売員も同じで、好きなブランドを選ぶことでお客様と容易に話せるようになります。気に入っているブランドの商品に囲まれながら働いていると、気持ちも高揚します。楽しく仕事ができれば、働く意欲が高まり、モチベーションを保てるでしょう。接客にとらわれすぎず、前向きに働き続けることができます。
「陰キャ」や「陽キャ」にとらわれる必要はない
「販売だから接客しなきゃ」「販売員らしくしなきゃ」と思えば思うほど、自信を持って話せなくなったり、調子が出なくなったりする可能性があります。アパレル販売員として商品を売ることは大切ですが、商品を売ろうという気持ちが透けて見えるのは良くありません。お客様の助けになろう、自然に人間らしく接しようという意識が大切です。
「どんなプレゼンをしたらうまく売れるか」「どうしたらお客様が買う気になるか」などと自分が話すことばかりにとらわれていると、お客様が聞きたいことや話題にしてほしいことを察知できなくなっていきます。「全然販売員っぽくないね」といわれても問題ありません。プロに見えるように飾ろうとせず、お客様のご要望について考えることのほうが大切です。
「陰キャ」で悩んだときの解決法
コミュニケーションがうまくいかずに悩むこともあるでしょう。しかし、コミュニケーションはひとりで行うものではないため、どんな人でもうまいかないことはあります。うまくいかなかったことを引きずるのではなく、「うまくいかなかったのは偶然だ」と開き直ることが大切です。「たまたまお客様の機嫌が悪かった」「相性が悪かった」ということもあり得ます。暗い気持ちを引きずると、次の接客に悪影響を及ぼすこともあるので注意しましょう。
また、自分なりのコミュニケーションのスタイルを持っておくのもおすすめです。自分から声をかけるのが苦手なら、「このときはこうする」というパターンを用意しておくと、安心して話せるようになります。「手に取った商品を紹介する」「お客様を褒める」と決めて声がけを繰り返しているうちに、積極的な接客ができるようになっていくはずです。
「ミラーリング効果」を利用するのもおすすめです。会話の雰囲気やスピードを合わせ、「落ち着いた話し方のお客様の場合は同じスピードで話すようにする」「テンション高めに話すお客様なら、トーンを合わせる」など、意識して実践してみましょう。そのほか、「肯定するときは語尾のトーンを意識して上げる」「相手の意見を否定せず、受け入れてから話し始める」などと決めておくのもいいでしょう。
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