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アパレル業界&求人ニュース
アパレル派遣販売員のありがちお悩みと処方箋20【仕事・接客編】
2024.05.07
社会人として働いていくと、それがどんな仕事だとしても悩みが発生することは避けられません。
もちろん、アパレル業界で働く販売員にとっても例外ではありません。
派遣、正社員、パートといった雇用形態を問わず、アパレル販売員がどんなことで悩んでいるのかは気になるところでしょう。
悩みと解決策を知っておくことは、今後働いていくうえで大きな助けになるはずです。
今回は、接客やキャリア、人間関係や健康面など、実際に派遣販売員が抱えるありがちな悩みと処方箋を紹介します。
まずは【仕事・接客編】として仕事や接客に関する悩みや解決方法について解説し、次回に【人間関係・生活編】を紹介します。
ぜひ【人間関係・生活編】と合わせて参考にしてみてください。
【仕事・接客編】の悩みと処方箋を10個紹介
ここからは、仕事と接客のよくある悩みと解決策を10個紹介します。さっそく見ていきましょう。
1:商品が多すぎて覚えられない⇒グループに分けて覚える
アパレルショップでは衣料からバッグ、アクセサリーまで、数多くの商品を取り扱っています。
商品の特性やデザインなどは多様なので覚えるのが大変でしょう。
そのため、先輩スタッフから教わった内容はその都度メモし、関連性があるものをグループに分けて覚えるようにしましょう。
一つひとつ覚えるのが大変でも、「コレとコレは反対の意味」「コレが先でコレが後」などと整理できると、効率よく頭に入ってきます。
派遣の場合、短期間でさまざまなショップを経験することが多くなります。
店舗で強化しているアイテムを優先的に覚えるようにすれば、効率的に商品を覚えられるでしょう。
また、商品に対する知識を増やしていけば、お客様一人ひとりに合ったコーディネートを提案できるようになります。
さらに、わからないことが減れば、自信を持って接客できるようになるでしょう。
自信を持って接客することでお客様も安心して買い物をすることができるなど、全てが良い方向に進みます。
2:声がけのタイミングがわからない⇒「このタイミングで」と決めておく
「お客様に声がけをしたけれど、無視されてしまった」「お客様に声がけをするのが怖くなった」という悩みを持っている人もいるかもしれません。
声がけは早すぎても遅すぎても良くありません。
お客様が店内に入ってすぐや、商品を見始めた時などにしつこく声がけをするのはNG。
声がけをするなら、お客様が店内を見終わった後や、同じアイテムを何度もチェックしていたり店員を探していたりする時がチャンスです。
お客様をよく観察して、「こういつ素振りをしたら声をかける」と決めて実践すると、実際にはどんなタイミングがベターなのかが見えてきます。
声が聞こえているはずなのに故意に無視されてしまった時は、商品整理をしながら見守るなど、ある程度の距離を保つことが大切です。
お客様の中には声をかけられることに苦手意識を持っている人もいます。
たとえ無視されてショックだったとしても、悪いことをしたわけではありません。
笑みを浮かべることは忘れず、自然で明るい表情を心がけて働きましょう。
3:お客様の反応が薄い⇒答えやすい質問を心がける
声がけした時にお客様の反応が薄いと、どうしたらいいかわからなくなるかもしれません。
しかし、慣れれば適切な対応ができるようになるので、まずは経験を積んでいくことが大切です。
笑顔で明るめの大きな声で声がけし、質問は「はい・いいえ」で答えられるものにしましょう。相手が困ってしまう質問は避けたいところです。
「何を話しても小さくうなずくだけ」「会釈だけで会話をしてくれない」というお客様もいます。
反応が薄い場合は、声がけと声がけの間を長めにする、ゆっくりと見ていただくことなどを優先しましょう。
お客様が商品で迷っていた場合は、商品を手に取り「どちらの色がお好きですか?」など、答えやすい質問をするのもおすすめです。
4:会話が続かない⇒トークスクリプトを作る
普段からあまり話さない人や人見知りをする人の場合、お客様と会話を続けるのが大変かもしれません。
「何を話せばいいかわからない…」そんな人は接客トークのパターンを記載したスクリプト(手書きメモ)をいくつか作っておくのがおすすめです。
あらかじめお客様に聞くことや話す内容を考えておけば、焦らずにスムーズな会話につなげられるでしょう。
お客様の反応が薄い場合、商品説明だけではなく、日常会話を意識してみるのもポイント。
ファッションだけでなく、日ごろからさまざまな話題をストックしておくと効果的です。
ただし、お客様にはさまざまなタイプの方がいるため、全てのお客様がトークスクリプトに沿うとは限りません。
そのような時にも焦らないようにしましょう。会話を盛りあげるには自分が話すのではなく、相手に「話してもらうこと」が大切です。
そのため、相手の話をしっかりと聞き、アイコンタクトやうなずきなどを行い、相手の話に共感してみましょう。
5:自信を持って接客できない⇒商品知識を深めて自信につなげる
接客に自信がない理由のひとつに、商品のことがよくわからないということが考えられます。
そういった人に効果的なのは、商品知識を深める努力をすることです。
知識が増えれば、一人ひとりに合わせた提案ができるようになり、お客様に喜ばれることが増えるでしょう。
その結果、自信を持って接客ができるようになります。
お客様からの質問にも適切な答えを用意することができますし、クレームにもきちんと対応できるようになるでしょう。
お客様に安心感を与える接客ができるようになるには、とにかく商品知識を深めるための勉強をすることが大切だといえます。
6:売上が上がらないスランプに陥った⇒「売る」より「喜ばせる」を重視
アパレルブランドによっては、個人売上のノルマがある場合もあります。
自分なりに努力をしていても、ノルマ達成という結果が出ないこともあるでしょう。
お客様になかなか購入してもらえないと「これ以上どうしたら良いのかわからない」と思い詰めてしまうかもしれません。
また、先輩スタッフから接客に対するアドバイスがあっても、自分が監視されているように感じてプレッシャーになる人もいます。
どれだけ接客をがんばっても売上が上がらないスランプに陥った時は、売ることに固執しないようにしましょう。
まずは「売れなくて焦り、必死に接客して失敗する」という負のスパイラルから抜け出さなくてはいけません。
「とにかく売らなくてはいけない」と思うことを止めてみてください。
まずは、自分の接客を振り返ることが大切です。本来の接客はお客様に売ることではなく、お客様の購入をサポートすることではないでしょうか。
それを思い出すようにしましょう。そして、反省点や改善点をチェックして、できることから改善することが大切です。
気持ちに余裕を持ち、できるだけポジティブな思考に切り替えるようにしましょう。
7:残業をしたくない⇒働き方を変える
アパレル業界では繁忙期に残業が発生することもありますが、近年は多くの企業が極力残業をしない取り組みを行っています。
また、残業をした場合には残業代がしっかり支払われるようになっています。
派遣販売員の場合は就業時間が決まっているため、基本的に残業はほとんどなく、残業で悩む必要はあまりないでしょう。
もしも残業についての悩みが出てきた時は、派遣会社に相談することで解決してもらうことができます。
8:キャリアアップできない⇒目標・プラン・がんばり方を明確にする
アパレル業界の場合、販売員として働き始めて成果を出すことで、店長や副店長、他の職種などにキャリアアップ・キャリアチェンジが可能です。
店長にキャリアアップ後に「エリアマネージャー」や「MD(マーチャンダイザー)」など、企業全体に影響を及ぼす職種にキャリアアップすることも夢ではありません。
アパレル販売員としてキャリアアップするには、具体的にキャリアプランを決めることが大切です。
例えば、将来の理想像を決める、期限を決める、理想の実現に必要な条件を整理する、長期、中期、短期の目標を決める、詳細な行動計画を立てるなどです。
また、アパレル業界のデザイナーやパタンナーなどの専門職、プレスやバイヤーのようなキャリア枠は人気があり、採用数が少ない傾向があります。
めざすポジションや職種があるなら、まずは周囲にしっかりとアピールしましょう。
また、人事に関わる人を把握して、積極的に良い関係を築くのもおすすめ。
評価されるためには、必要な知識を身につける、勉強するなどの努力も欠かせません。
とはいえ、派遣社員の場合、仕事内容が決まっているため、そのまま派遣で働きながらキャアリアアップすることは難しいでしょう。
人事権を持つ人と良い人間関係を築き、知識を蓄えておくことで、転職した際などにキャリアアップする道筋が見える可能性が高まります。
9:給料が上がらない⇒他ブランドへの転職も視野に入れる
アパレル販売員の平均的な給料は、16〜20万円程度といわれており、決して高い給料とはいえません。
アパレル販売員の勤続年数と給料の水準は、1〜3年目で16〜18万円程度、3〜5年目で18〜20万円程度、5年目以降で役職に就けば20〜30万円程度です。
また、アパレル販売員は自社ブランドの服を購入する必要があったり、身だしなみを整えたりする費用がかかる可能性があります。
このようにアパレル業界の平均年収は決して高くはありませんが、やりがいやファッションへの情熱をもって働く販売員も多いでしょう。
しかし、結果を出しているのに給料が上がらない場合や給料アップ重視なら、現在の派遣先の契約が満了後、時給の高い派遣求人に応募するのもおすすめ。
派遣先での働きぶりを評価されれば、より良い求人を派遣会社が紹介してくれるはずです。
また、他ブランドへ正社員として転職するのもひとつの方法です。
アパレル販売員として長く働くには、給料が良く、ボーナスの支給がある企業への転職も視野に入れましょう。
福利厚生面もチェックし、労働環境の良い職場を選ぶのがポイントです。
どちらにしても、まずは派遣社員として働きながらしっかりと知識やスキルを身につけ、良い職場への転職をめざしましょう。
10:以前よりお客様が減って売上が減少した⇒今できることに注力する
コロナ禍以降ますます売上が減少するなど、年々厳しくなっているアパレル業界ですが、ただ嘆いても何も変わりません。
アパレル業界は、一般的に2月・6月・9月・10月が閑散期です。
セール前の買い控えや、出費を抑えたい時期は、どれだけ販売員ががんばって接客を行ってもお客様は増えず、売上を伸ばすのは難しいでしょう。
また、アパレル業界は天候にも左右されやすく、雨の日が多い梅雨の時期や、残暑が厳しい9〜10月頃も売上が伸び悩む傾向です。
特に最近は春物や秋物を着るタイミングがないまま、次の季節に突入してしまうという現象も起きています。
このような時に販売員にできることは、接客を丁寧にする、お客様が入店しやすい雰囲気づくりを心がける、掃除やストック整理などをする、積極的に声出しをするなど。
また、最近では来店前にSNSで情報を収集するお客様も多いため、SNSの運用に本格的に取り組むのもおすすめ。
販売員として自分にできることは何かを考え、今できることに注力しましょう。
アパレル業界に強い「派遣なび」なら就業中の悩みもしっかりサポート!
アパレル業界や派遣が未経験の方にはさまざまな悩み不安があるでしょう。
しかし、どんな人にも「初めて」はあります。「初めて」働く前に、よくある悩みや解決策を知っておけば、スムーズに働き始めることができるでしょう。
また、初めての派遣で希望の仕事を見つけるには、どこの派遣会社にするかも迷ってしまいそうです。
しかし、派遣会社によって紹介できる仕事の内容や福利厚生、サポートなどの内容が異なるため、どこでもいいわけではありません。派遣会社選びはとても重要です。
「派遣なび」はさまざまな求人を用意しており、特に「アパレル業界」に強いのが特徴です。
就業前だけではなく就業中に悩みや不安があった場合にも、業界に精通したアドバイザーが丁寧にしっかり適切なサポートを行います。
今回紹介したお悩みにもしっかりと対応するので、安心してください。
派遣の仕事を検討している方は、まず「派遣なび」のサイトで求人情報をチェックしてみてください。
次回は「アパレル派遣販売員のありがちお悩みと処方箋20【人間関係・生活編】」を紹介します。
アパレル販売員のプライベートなお悩みの解決法を解説するので、ぜひご覧ください。
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