カーディーラー業界 最新転職事情
受付や事務や整備士の求人多数
車好きでなくてもスキルで貢献できる
カーディーラー(自動車ディーラー)は、個人や法人のお客様に車を販売する仕事です。車を販売する営業のほかにも、受付、事務、洗車、整備士など、さまざまな職種があります。実は受付・事務職の求人も多く、オフィスワークをしたい人にとっても穴場の業界です。
カーディーラー(自動車ディーラー)は、個人や法人のお客様に車を販売する仕事です。車を販売する営業のほかにも、受付、事務、洗車、整備士など、さまざまな職種があります。実は受付・事務職の求人も多く、オフィスワークをしたい人にとっても穴場の業界です。
カーディーラー業界(自動車小売業)の市場規模は、2018年以降は18兆円で推移しており、2024年の販売額は約17.5兆円です*。市場としては安定していますが、年々車の新規販売及び保有台数は減少傾向にあります。その要因として考えられるのが、人口減少とカーシェアリングの普及です。
一方で、高級車ディーラーの市場は世界的に活況を呈しています。この背景には、新興国を中心とする富裕層の増加や投資ニーズが挙げられます。日本でも高級輸入車の売れ行きは好調で、SNSでの情報発信や試乗会の開催によって新規顧客の開拓も進んでいます。
カーディーラー業界は、脱炭素政策やサスティナビリティ志向の高まりを受けて、大きな変革期を迎えています。次世代戦略で重要なキーワードとなるのが「CASE」です。CASEとは、Connected(オンライン・デジタル化)、Autonomous(自動運転)、Shared&Services(カーシェア・レンタカー)、Electric(電動化)の頭文字を取ったもので、この4つのコンセプトに対応できる自動車ディーラーは、新しい時代でも生き残ることができるでしょう。
*(出典:経済産業省|商業動態統計)
カーディーラー業界では、いかにお客様と信頼関係を築けるかが重要となります。ただ車を売るだけでなく、「お客様に最適なカーライフを提案する」という視点を持つことがポイントです。お客様一人ひとりに合わせた提案や接客を行い、丁寧なコミュニケーションが取れる人に向いています。
整備士の時給は2,000円前後と、高い傾向にあります。資格や経験を活かし、即戦力として活躍できるでしょう。事務の仕事ではデータ入力・管理がメインとなり、高度なスキルが求められるケースは少ないので、事務職未経験の人も安心して働けます。車が好きな人には、洗車の求人もおすすめです。
スタッフの印象は、お客様の購買意欲にも大きく影響を与えるため、清潔感のある身だしなみが求められます。マナーに加えて美しい所作や姿勢も意識すると、お客様に良い印象を持ってもらえるでしょう。おしゃれな制服が貸与される職場も多く、オン・オフの気持ちを切り分けて気持ちよく働くことができます。
カーディーラーというと、車好きな人が働いている印象ですが、受付や事務なら車の知識がなくても活躍することができます。「笑顔で接客できる」「お客様に喜んでもらえる仕事がしたい」といったアピールができるといいでしょう。ホテルや百貨店などで働いた経験のある人は、接遇スキルの高さを評価してもらえる可能性があります。
国産車か輸入車か、あるいは車の価格帯によって、ショールームの雰囲気やターゲット層が大きく変わります。ファミリー層向けの国産車ではフランクな接客も見られる一方、外車ディーラーでは言葉遣いや礼儀作法に高いレベルが求められます。ミスマッチを防ぐためにも、自分が働きやすい職場を選びましょう。
カーディーラーは、車を販売して終わりではありません。納車後も、アフターフォローや定期点検の連絡、近況の確認など、定期的にお客様と連絡を取り、信頼関係を築きます。お客様から顔を覚えてもらい、何十年と続く関係へと発展することもあるでしょう。お客様の役に立てていることを実感でき、やりがいの大きい仕事です。
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