派遣なびコーディネーターブログ

アパレル・ファッション、販売、事務、営業、専門職。
業界・職種の最新情報から転職のノウハウ、派遣の仕組みまで、
求人や仕事に関する最新のトピックスを紹介するブログです。

コーディネーターVOICE

アパレル販売からキャリアアップ!取っておいて損はないオススメ資格5選

2022.11.10

アパレル販売からキャリアアップ!取っておいて損はないオススメ資格5選

アパレル販売員として働く際に、必要な資格はありません。しかし、資格や検定は知識を客観的に証明できるため、転職やキャリアアップで有利になります。ファッション系の資格はプライベートでも役立つため、持っていて損はありません。

この記事では、販売員としてキャリアアップしたい方におすすめの5資格を紹介します。

リテールマーケティング(販売士)検定

リテールマーケティング(販売士)検定は、日本商工会議所が実施する検定試験です。接客マナーや販売技術はもちろん、売り場づくり、販売促進、店舗経営知識、マーケティングなど幅広い知識が問われます。流通や小売業界について幅広い知識が身につくことから、社会的に信頼や評価が高く、アパレルに限らず販売員なら持っておきたい資格です。

レベルは3級~1級まであり、3級は販売員レベル、2級は現場管理者レベル、1級は経営者レベルです。店長やマネージャーなどを見据えている場合は、2級、さらには1級の取得を目指しましょう。求人情報に「販売士○級取得者」と条件が書かれていることもあります。

流通・小売業界の動きは激しいため、5年ごとに講習会や講座を受講・修了して最新の知識を学び、資格を更新する制度があります。

色彩検定

色彩検定は文部科学省後援の公的資格です。色に関する幅広い知識が身に付くため、ファッションやデザイン系の仕事関係者、販売職や企画職に人気の資格です。アパレル販売員は、お客様にコーディネートを提案する際に色の知識が役立ちます。

自分の感覚だけでなく、色の知識に基づいた組み合わせをお客様に提案できれば、質の高い接客ができ、お客様から信頼を得られるでしょう。

レベルは3級〜1級まであり、3級は初めて色を学ぶ方、2級は実務に応用したい方、1級はプロフェッショナルの方向けの内容になっています。2018年にはUC(色のユニバーサルデザイン)級も設定されました。UC級は色覚の多様性に配慮しており、特定の色の組み合わせが判別しにくい方や視機能が衰えた高齢者でもわかりやすい配色、色を使う際に注意すべき点が学べます。

ファッション販売能力検定

ファッション販売能力検定は、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が実施する検定試験です。販売士と異なりファッション販売に特化した試験のため、アパレル販売員として今すぐスキルアップしたい方にオススメです。販売や商品の基礎知識、マーケティング、お客様の視点から考える方法など、販売員として役立つ知識が問われます。

レベルは3級~1級まであります。3・2級は販売員向けで、ファッション販売の知識や技術など基本的な内容です。1級の内容にはマネジメント、マーケティング、クレーム対応などが加わります。将来的に店長やマネージャーといった管理職、またバイヤーやプレス、MD(マーチャンダイザー)などを目指す方は、1級まで取得しておくとキャリアアップ時に有利になります。

ファッション色彩能力検定

ファッション色彩能力検定は、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が実施する検定試験です。色彩検定は色全般を学びますが、ファッション色彩能力検定はファッションに特化した色彩の知識を学びます。色彩の知識はお客様へのコーディネートの提案だけでなく、ディスプレイでも大いに活かせます。

レベルは3~1級まであり、3級はアパレル企業や小売業でアシスタントとして活躍できるレベル、2級は自己判断で色彩関連の業務ができるようになるレベルです。1級は色彩計画の提案といった応用力が求められ、色彩活用に対して適切なアドバイスができるレベルです。

ファッションビジネス能力検定

ファッションビジネス能力検定も、一般財団法人日本ファッション教育振興協会が実施する検定試験です。こちらは販売に関する知識ではなく、ファッション業界の構造や流れについての知識が身につく試験です。ファッションビジネスの特性やファッション関連の消費行動、ファッションの文化、ビジネスの基礎知識などが問われます。

レベルは3級~1級まであり、3・2級はファッション業界の基礎が、1級はマーケティングやMD戦略、流通など店舗経営に関する知識が出題されます。将来的に自分の店舗を持ちたいと考えている方は1級の取得がオススメです。

「派遣なび」でアパレル販売員のスタートを切ろう

アパレル販売員で働きたいと思ったら、アルバイト・パートよりも派遣社員を選ぶといいでしょう。派遣であれば、未経験でも大手や外資系などの有名ブランドで働ける可能性が高まります。さまざまなブランドで経験を積んで、販売員としてスキルアップしていくことも可能です。

「派遣なび」ではアパレル販売員の求人を数多く取り扱っています。「派遣なび」でお仕事を決めたら、販売員として働きながら資格取得にも挑戦してみてください。

カテゴリー一覧Category

記事ランキングTopics Ranking

    • 売れるアパレル販売員はどんな人?売れない販売員と何が違う?

      more
    • 流行は2年前に「たった2日」で決まる。誰が決めてる?ファッショントレンド【前編】

      more
    • 派遣社員として働くなら「3年ルール」「5年ルール」を知っておこう

      more
    • アパレル店員に向いている人の共通点&適性チェック!

      more
    • トレンド20年周期説を検証!誰が決めてる?ファッショントレンド【後編】

      more

タグ一覧Tags

アーカイブArchive

2024年
2023年
2022年