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アパレル業界&求人ニュース
アパレル販売員の年代・経験別キャリア 何年で店長?何歳まで働ける?
2024.06.04
大好きなファッションに関わりながら、アパレル業界で働きたいと思っている人も多いでしょう。そのなかには「アパレル販売員は何歳までできるの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。実際のところ、ブランドのターゲット層や働く販売員の年齢などにより、働き方は変わってくるため一概にはいえません。
この記事では、年代や経験にともなう働き方の変化を紹介します。また、アパレル販売員の一般的なキャリアパスと長く働き続けるためのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。
アパレル販売員に年齢制限はない
「アパレル販売員は若い人の仕事」だという固定概念を持っていませんか。実はそんなことはなく、アパレル販売員に年齢制限はありません。確かにブランドごとに年齢層がありますし、年を取ると若い人向けのアパレル販売員は難しい可能性が高まります。
なぜなら、10代向けの商品を取り扱う店舗で50代が働くと、価値観の違いが浮き彫りになり、働きづらいためです。お客様にとっても年齢が近い販売員に親近感が湧き、購入につながりやすいため、企業側は年齢を重視する傾向があります。
そこは年代を踏まえて職場を選ぶことで解決できるでしょう。また、同じブランドでも年齢に応じた多角的な接客が求められるケースもあり、ベテラン販売員が若い世代を育成する必要もあるなど、年齢のために販売員を諦める必要はありません。
10代~20代
10〜20代をターゲットにしたブランドは豊富に展開されているため、希望するアパレルブランドで働くことが叶いやすい傾向です。学生のアルバイトや新入社員として、この年齢の時にアパレル販売員として働き始める人も多いはず。この年代は未経験でも採用されやすいため、どんどんチャレンジしてみましょう。
社会人としてのマナーや経験を積む時期でもあり、社会人としてもアパレル販売員のキャリアとしてもスタート地点。接客の基本やファッションの知識、社会人としてのマナー、効率的な販売方法などの経験を積みながら、将来へのステップアップをめざします。新しいことをどんどん吸収してスキルアップをするのに最適な時期です。
フルタイムの勤務が多い傾向がありますが、シフトの融通がきくブランドや土日のみの出勤であればアルバイトでも働くことができます。フリーターも多く活躍している年代です。
30代~40代
子育て中の人もいれば、子育てがひと段落する人もいるなど、人によってライフステージに違いが出てくる年代です。仕事上でも管理職などにキャリアアップする人も出てくるなど、個人差が大きい時期。20代までと比べると、体力の衰えを感じる人もいるでしょう。
アパレル・ファッション業界を離れて別の業界に転職する人もいる一方で、これまでの経験を活かしながらキャリアアップをしたり、落ち着いた接客ができるようになったりする年代でもあります。
同じ職場で長く働いていると、お客様と自分の年齢に差を感じることもあるかもしれません。そのため、自分の年齢に近いターゲット層のブランドや子育て環境に合わせて働ける職場への転職に悩む人が増えるでしょう。
年齢に合わせるとママやミセスの服装になってくるため、少し落ち着いた感じのデザインを扱うブランドに転職する人もいます。また、フォーマル系などの高級感があるブランドにも無理なく対応できるようになります。30〜40代は、これまで培ってきたアパレル販売員としての経験やセンスを活かすことができるブランドで働くのがおすすめです。
異業種から転職してくる人も増え、店舗運営を任されて独立するなど、働き方が多様化しやすい時期でもあります。将来について考え、方向転換をする時期ともいえるでしょう。40代はベテランとして後輩の育成や、店舗マネジメントなどを任される立場になり、責任感のある仕事が増えやすいのが特徴です。
50代~60代
アパレル販売員としての経験が長くなり、ベテランとして働いていく年代です。年齢に合った個人のショップや百貨店などで働く人が増えます。百貨店などに入るラグジュアリーブランドや富裕層向けのブランドでは、お客様に合わせた提案ができることが重要になり、大きな強みになるでしょう。
ベテランとして、それまでの経験で得た知識やマナーを武器に、丁寧な接客をしていきたいところです。また、自分だけではなく、後輩や部下に知識やマナーを指導する立場としてもベテランになっていく年代でもあります。
しかし、忘れてはいけないのが、時代によってファッションやデザインなどは変化すること。今までの知識はもちろん必要ですが、時代に合わせたファッションも学んでいかなければならないでしょう。
30〜40代で独立して自分の店を持つ人もいますが、50代以降の起業も可能です。50代は専門知識を豊富に蓄えており、経験を強みとしてチャレンジすることができます。
アパレル販売員のキャリアの積み方
年齢やライフステージなどによっても働き方は大きく変わります。ここからは、一般的なアパレル販売員のキャリアパスを見ていきましょう。
・副店長
1年目は新人販売スタッフとして店頭に立って販売に従事し、接客スタイルを身につける時期です。そして、2〜3年目にチーフや副店長として、後輩や部下の面倒を見るポジションにつくことが多いでしょう。
副店長は、店舗をスムーズに運営できるように、さまざまな形で店長をサポートするのが仕事です。店長が不在のときは、店長代理として店舗全体を管理する役割も担います。副店長は、店長に昇格する手前のステップであり、売上の管理やスタッフ育成など、店長の仕事の一部を担当するケースもあります。
・店長
店長は店舗運営の責任者として、売上や在庫の管理、シフト作成、スタッフの教育・育成などを担当します。本部からの指示を受けて作戦を練り、スタッフを動かすこともあります。順調にいけば、5年程度で店長やストアマネジャーになることが多いようです。
・エリアマネージャー
店長以上をめざすなら、エリアマネージャーとして活躍する道もあります。エリアマネージャーは、複数の店舗の売上や販売施策などを管理するのが主な仕事です。いきなりエリアマネージャーになることは少なく、基本的に店長として結果を出すことが前提です。店長として5~10年は経験を積み、エリアマネージャーに昇進するケースが多い傾向です。企業によっては、タイプの異なる複数の店舗を経験し、実績を積んでからエリアマネージャーになることもあります。
・専門職
アパレル販売員から専門職へのキャリアアップも不可能ではありません。専門職には、営業やマーケティング、プレス、VMD、販促企画、バイヤーなど、さまざまな種類があります。専門職として働く際にも、アパレル販売員として培ったコミュニケーション能力は大いに役立つはずです。
・転職
アパレル販売員として経験やスキルを活かして、同業の他企業へ転職する道もあります。アパレル販売員の経験は転職活動にも大いに役立ち、採用に有利になるケースが多いでしょう。経験や実績を評価されれば、現状よりも給与や待遇面でよくなる企業もあるはずです。
また、他業種・職種など、全く異なる道に転職することもできます。同業種への転職に比べるとハードルが高くなります。しかし、共通する内容の仕事やスキルが似ている仕事を選ぶことで、採用される可能性が高まります。アパレル販売員の経験を活かせる職業としては、美容部員や飲食店店員、受付などが考えられます。
・独立
定年後もアパレルの仕事をしたい場合、パート勤務なども可能ですが、定年後を見据えて自分の店舗を持つ準備をする、いわゆる独立をする選択肢もあります。自分の店を持てば定年退職がないため、年齢に関係なく働き続けられます。
独立は何歳からでも可能ですが、本気でめざすなら早い時期から準備しておきたいものです。商品の用意や店舗の準備は、思いのほか時間がかかります。開店してからの安定した顧客を獲得できるかも未知数なので、自分が動き回れるうちに店を開き、取引先や顧客の信頼を得ておきましょう。
長く働き続けるためには
年齢を重ねてもアパレル業界で働くことは可能ですが、ただ仕事をしているだけで続けられるほど甘くはありません。ここからは、長く働き続けるためにすべきことを6つ紹介します。
・具体的なキャリアプランを立てる
アパレル業界で長く働くには、明確で具体的なキャリアプランを立てることが大切です。「何歳までに店長になる」「20年後に自分の店を開く」など、具体的な計画ほどめざしやすくなります。キャリアプランというと仕事だけに目がいきがちですが、ライフイベントも忘れないようにしましょう。
女性の場合、特に結婚や出産の時期についても考えておくと安心です。就・転職活動をする際には、キャリアプランが実現できるところ、着実にステップアップできるところを選びましょう。
・コミュニケーション能力や接客マナーを磨く
長く働き続けるには、接客の基本であるコミュニケーション能力や接客マナーを磨くことも必要です。
アパレルの仕事では初対面の人と会う可能性が高くなります。そのため、初対面の人とも気軽に話せるようなコミュニケーション能力があると、接客がスムーズにいき、商品アピールをする機会が自然に増えて、売り上げに貢献できます。営業力やプレゼン力につながるため、将来的に転職したり、管理職に就いたりしたい場合にも強みになるでしょう。
また、アパレル販売員として長く働いていると、馴染みのお客様ができることも。慣れてきたからといって、お客様は友達ではありません。常に接客マナーを忘れないようにすることが大切です。トラブルの原因にならないためにも、一定の距離感を保ち、コミュニケーションを取るようにしましょう。しっかりした対応をすれば、年代が離れていても適切な接客をすることができます。
・知識をアップデートする
ファッションは時代によって目まぐるしく変わり、あっという間に流行が変化します。そして、何世代か後に再びブームが戻ってきます。しかし、再ブームは以前と全く同じではないのがポイントです。同じような形をしていても違う部分が必ずあり、昔の感覚で接客をすると違和感を与えてしまいます。
そのため、常にアンテナを張り、時代に合う最先端のファッションを学ぶことが必要です。年齢は関係なく、常に一歩先を考える癖をつけ、将来に向けて時代やトレンドに合わせた知識やスキルのアップデートをしておきましょう。
・身だしなみを整える
年齢を問わず身だしなみに気を配ることも、アパレル企業で長く働くために必要なこと。たとえば、アパレル販売員は人に見られることの多い仕事であり、ブランドの服を着て仕事をしている時は、ブランドの名前を背負っているといっても過言ではありません。身だしなみには細心の注意を払うようにしましょう。
世代に関係なく、身だしなみが整っていれば清潔感があり、人に不快感を与えません。そのうえ、コーディネートのセンスが認められれば、好感度が高まります。着ているコーディネートがそのまま売れることもあるでしょう。いつでも人の目を意識し、身だしなみはもちろん、姿勢にも気をつけるようにしたいものです。
・産休や育休制度の実績のある企業を選ぶ
産休や育休は誰もが取得することができる制度です。しかし、実際に働き出したら誰も取得したことがなく、取りづらさを感じてしまうケースもあるでしょう。
実際に取得実績がある企業を選べば安心して制度を利用できるため、職場選びの際にあらかじめ確認しておくことが大切です。実績がある企業は女性が活躍しやすい職場環境が整っているということ。ストレスなく、長く働ける可能性が高まります。
・健康に気をつける
年齢を重ねるほど体力作りや健康管理が重要になってくるのも、アパレル企業の特徴です。とくにアパレル販売員は体力が必要な仕事であり、セールや特売など繁忙期には拍車がかかるでしょう。
年を重ねるごとに体力が減るのはもちろん、育児などで仕事から離れてブランクがある人なども体力に不安を感じるかもしれません。アパレル販売員はほとんどが立ち仕事で体力を使うため、体を鍛えて健康に気をつけましょう。
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業界に精通した経験豊富なアドバイザーが多数在籍しており、「将来のキャリアアップに向けて経験を積みたい」「ずっとアパレル業界で働くためにいろいろな経験をしておきたい」という希望をしっかりとサポートします。ぜひ無料登録のうえ、ご相談ください。お待ちしております。
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