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「アパレル」と「ファッション」言葉の意味は同じ?違う?

2023.09.15

「アパレル」と「ファッション」言葉の意味は同じ?違う?

ふだん何気なく耳にしている「アパレル」と「ファッション」という言葉。

同じ意味に感じるかもしれませんが、実はこの2つの単語には、はっきりとした違いがあります。

ここではその由来からそれぞれの意味まで、詳しく紹介します。

「アパレル」の由来

アパレルという言葉自体は英語ですが、元々は古いフランス語で「準備する」「(自分を)着飾る」という意味を持つ「appreiller」に由来します。

そこから派生した英語で、大量生産された衣服のことを「apparel」と呼ぶようになったことから、主に布から作った既製服のことを表す言葉として定着していきました。

そのため、アクセサリーや腕時計などの小物は正確にはアパレルには含まれず、あくまでも布を使った衣服のことを表す言葉です。

「ファッション」の由来

ファッションという言葉は、ラテン語で「作る」「用意する」という意味の「factio」に由来しており、その後英語で「fashion」という綴りに変化しました。

ファッションは、衣服だけを表すアパレルとは違い、小物なども含めた衣服以外の身につけるものや、ヘアスタイル、メイクにも当てはまります。

そして、その組み合わせによって作り出される雰囲気を「ファッションセンス」と呼びます。

つまりファッションとは、身にまとうもの全般を表す言葉として使われています。

「アパレル」の意味

アパレルという言葉が「既製服」を表すことから、ファッションに比べて商業的、ビジネス的な意味を含みます。

アパレルは大勢の人々に売ることを意識して生産し、その時々の流行に合わせて消費される衣服とされており、衣料品産業全般を表す際に使われることもあります。

また「生産」という意味合いも強いことから、「アパレル企業」は営利目的で衣服を生産する組織のことを表し、「アパレル業界」はそのような企業の集まりを表します。

「ファッション」の意味

ファッションという言葉が「流行」を表すことから、「全体的な雰囲気で流行を表現するもの」という意味で使われます。

「ファッションセンス」といっても、「アパレルセンス」といわないのは、身につけるもの全体のコーディネートをファッションと呼ぶからであり、衣服単品ではそれが表現できないからです。

このように、ファッションという言葉はアパレルに比べて、新たなスタイルを生み出すというクリエイティブな意味を持ちます。

「アパレル業界」と「ファッション業界」の違い

アパレルとファッションという言葉の意味が異なるため、「アパレル業界」と「ファッション業界」の意味も異なります。

簡単にいうと、衣服や小物だけでなく、化粧品やインテリアまで含むファッション業界の中に、衣服の製造と販売を行うアパレル業界があるという構図です。

また、「アパレル産業」と「ファッション産業」という区分も存在し、アパレル産業はファッション産業全体の中で、最も代表的な産業です。

由来や意味からわかる通り、アパレルとファッションという言葉は、ビジネスかクリエイティビティかという部分に最も大きな違いがあります。

アパレル業界で重要視されるのは、ビジネスとして利益を生むこと。

売れる既製服を作ることで、会社の利益を上げられるかどうかが重要です。

一方、ファッション業界で重要視されるのは、コーディネートから新たなアイテムやトレンドを生み出すこと。

個々のセンスや発想が重要視されます。

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