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アパレル・ファッション業界の将来性と注目職種【前編】

2023.06.13

アパレル・ファッション業界の将来性と注目職種【前編】

外出やレジャーの自粛、リモートワークの推進など、コロナ禍でアパレル・ファッション業界もダメージを受けました。今は回復傾向にありますが、業界の未来はどうなっていくのでしょうか。

今回は2回に分けて、アパレル・ファッション業界の将来性を語るキーワードから、変化を予測しつつ、注目職種や求められるスキルを紹介します。

Web人材のニーズが高まる

コロナ禍の外出自粛により、ネットで買い物ができるEC販売の利用者が急増しました。今までEC販売をしていなかったブランドも続々と参入したため、EC市場は拡大を続けています。

経済産業省の調査によれば、衣類・服飾雑貨等などのEC市場規模は、2019年に1兆9,100億円、2020年には2兆2203億円と拡大し、EC化率は約2割です。

アパレル業界では、ITやデジタル技術の積極的な活用が大きな課題になっており、Web人材のニーズが急速に高まっています。

EC販売の場合、試着や商品を手に取っての質感の確認、販売員への相談ができないため、商品が届いてみると、思っていた色やデザインと異なる、サイズが合わない、似合わないといったトラブルが起こりがちです。

そのため、Webサイトの作り方に工夫が求められます。たとえば、商品写真と説明だけでなく、モデルが着用し動いている動画をアップするだけでも、質感やサイズ感が伝わりやすくなります。今までVMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)と言えば、実店舗の視覚的魅力を高めることで販売促進に貢献する業務でしたが、これからはWebサイト上でのVMDスキルも求められます。

他にも、実店舗で商品を確認し、ECで購入するOMO(オンライン マージズ ウィズ オフライン)の導入のほか、オンライン接客やAIチャットボット、ライブコマースなど、さまざまな手法が取り入れられ、EC販売のデメリットを解消しています。

EC販売の高まりに合わせ、Webサイトの制作や運営スキル、受発注作業といったアパレルECサイトの運営に関する求人が増えています。アパレルの経験がなくても、デザインソフトが使える、ITの基礎知識がある人材は、採用に有利になります。また、SNSを使った販促やマーケティングに知見がある方も即戦力として活躍できます。

AI導入・DX化が進む

あらゆる業界でAIの導入やDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいますが、アパレル業界も例外ではありません。

タグを使った在庫管理やレジの無人化に加え、多くのアパレル企業で導入が進んでいるのが、AIチャットボットです。24時間365日お客様対応ができるため、EC販売の拡大に合わせて普及しました。ただ質問に答えるだけでなく、AIが過去の購入データを参照して、おすすめのアイテムやコーディネートを提案するといったパーソナルスタイリングの機能を持ったAIも登場しています。

また、AIを用いたデジタル採寸や3Dボディスキャナーは、EC販売だけでなく、女性用のインナーウェアなど体に密着するアイテムを販売する場面で多く使用されています。EC販売において試着ができないというデメリット解消が大きな目的でしたが、コロナ禍で販売員の接客を避ける傾向が強まったことも普及を後押ししました。AIに販売員のノウハウを学習させ、採寸したデータにあったアイテムをおすすめする機能も搭載されています。

現在、AIに過去の売上データを学習させて分析し、将来の需要を予測することも行われています。アパレルの場合、販売の半年前にサンプルを作成し、3ヵ月前から生産に入るため、予測が外れた場合は、大きなダメージを受けます。AIを使用すれば、人間よりもはるかに多くの情報を短時間で分析でき精度が上がるため、過剰在庫や売り切れによる機会損失を防げます。

しかし、AIやDXにも弱点はあります。特にAIは、データ分析は得意ですが、過去のパターンを大きく超えた予測は苦手であり、人間の豊かな発想力や直感には勝てません。

これからは、アパレルの知識を持ちながらAIを始めとするITシステムを使いこなせる人材、新しいサービスや技術をひらめく発想力の高い人材が強く求められていくでしょう。

アパレルで働くなら「派遣なび」で求人をチェック

EC販売の拡大やDXでWeb人材のニーズが高まっていますが、最初から高い技術を持っている必要はありません。むしろサービスを利用するお客様の立場として、Webサイトが使いやすいか、わかりにくい表現はないかといった視点を大事にし、改善提案をしてくことが求められます。

数ある派遣会社のなかでも「派遣なび」にはアパレル・ファッション関連の求人が豊富にです。紹介予定派遣の求人もあるので、「将来的には正社員をめざしたい」「IT人材としてアパレル企業の本社業務に就きたい」という方は、派遣社員としてアパレル企業で働いてみて、仕事が自分に合うのか、やりがいを感じられるのかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

後編では、海外進出やオムニチャンネルといったキーワードに注目します。

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