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今後も拡大!アパレルEC【前編】ECの種類とメリット・今後の課題

2023.03.03

今後も拡大!アパレルEC【前編】ECの種類とメリット・今後の課題

24時間どこにいても、世界中のブランドのアイテムを購入できるアパレルEC。コロナ禍でアパレル・ファッションアイテムの購入量は減少したものの、アパレルECの市場は拡大しており、今後もこの流れは続くことが予想されます。

今回から2回に分けて、アパレルECについて解説します。前編で取り上げるのはECの種類、利用者側からのメリット、今後の課題についてです。

アパレルECは大きく3種類

アパレルECにはさまざまなタイプがありますが、大きくは3つに分けられます。

◆メーカーやブランドが運営しているオンラインショップ

最もイメージしやすい形態です。近くに店舗がない方でも購入でき、並ぶことなく人気商品を手に入れられる点が魅力です。ブランドによってはオンライン限定アイテムを掲載していることもあります。

現在、店舗・EC・SNS・メルマガといった顧客との接点を連動させ、どのチャネルからでもお客様とコミュニケーションをとり、購入につなげる「オムニチャネル化」が進んでいます。消費者にとっては、どのチャネルからでも購入ができるため便利です。アパレル企業にとっては顧客データを統合できるため分析の精度が上がり、経営戦略を立てやすくなるメリットがあります。

◆ファッションモール通販サイト

ひとつのサイトで複数のアパレルブランドを購入できる点が魅力です。ジャケットやスカートといった欲しいアイテム名で検索すれば、さまざまなブランドを一度にチェックできます。今まで知らなかった魅力的なブランドに出会えるきっかけにもなるほか、複数のブランドをまとめて購入できるため、家族の買い物も一度で済み、大変効率的です。

◆個人経営通販

小規模な企業やブランドが、登録無料のショップ運営サイトで展開するショップであり、最近増えている形態です。古着から海外セレクトアイテム、パーティードレスなどさまざまなECサイトがあります。実店舗を持っていないことが多いため、見つけ出すのは大変ですが、自分にぴったりのアイテムを見つけられた時は宝探しのような感動が味わえるでしょう。販売戦略としてインフルエンサーが多く起用されています。

ほかにも、毎月定額を支払い、プロのスタイリストに似合う服を選んでもらいレンタルするサブスクリプションサービスや、フリマアプリやオークションサイトといったCtoCの売買も増えています。

消費者から見たアパレルECのメリット

近くに店舗がなくても、世界中のブランドのアイテムを24時間購入できることが、最大のメリットです。店舗に出向く必要もないため、購入にかかる手間や時間を大幅に減らせます。店舗の定休日や営業時間、自分の休暇や予定などに左右されずにお買い物が可能です。

完売必須の人気アイテムや新商品を手に入れるときも、長時間並ぶ必要はありません。オンライン限定のサイズなどが展開されていることも多く、自分に合うサイズを求めて、店舗を探し回る必要もなくなります。

ECサイトの場合、実際に質感やサイズ感を確かめることはできませんが、口コミやレビューが豊富なため、ユーザーのリアルな着用感や使用感を確認できます。

販売員による接客がないのも、自分のペースで買い物をしたい人にとってはメリットといえるでしょう。

ECサイト独自のポイントサービスやポイント増額のセール、オンライン専用アイテムや価格設定があることも多いです。掘り出し物を発見できたり、お得に買い物ができたりとメリットは満載です。

アパレルECの今後の課題

実店舗のように試着ができないため、サイズ感がわかりにくく、着用のイメージや質感、シルエットを確認できないのが弱みです。そんななかで、アパレル企業のECサイトは工夫を凝らしてイメージが伝わるようにしています。最近は、購入履歴にあわせたおすすめサイズの提案、身長や体重を目安にしたサイズの記載、販売員が着用したコーディネート写真の掲載などが増えています。

企業によっては、ライブ配信を実施し、リアルタイムで質問に回答していくことで、実店舗に近い接客や購入体験ができるようにしたり、無料で返品・交換の対応を行ったりしています。

アパレルECの求人も「派遣なび」でチェック

アパレルECの求人には、実店舗で働きながらEC業務に関わる求人と、EC専業の求人があります。EC専業の場合はアイテムの写真撮影やHPへの掲載、お客様対応など、接客の視点と事務能力の両方が求められます。

いずれの場合も派遣社員の求人が多いため、まずは派遣から挑戦することがオススメです。未経験者OKの求人も多いため、転職もスムーズです。興味を持った方はぜひ「派遣なび」に登録して、求人をチェックしてみてください。

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