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アパレル店員のあるある2024①「楽しい!」「わかる!」編

2024.07.23

アパレル店員のあるある2024①「楽しい!」「わかる!」編

「ファッションが好きだからアパレル販売職には憧れるけど…」。接客の仕事は好きでも、立ち仕事で、販売目標のプレッシャーもあり、何だか大変そうなイメージを持っている人もいるでしょう。実際にアパレル店員として働くと、どんな日々が待っているのでしょうか。

今回は、アパレル店員の「あるある」を2回にわたって紹介します。第1回は「楽しい!」「わかる!」編です。

アパレル店員あるある「楽しい!」編

どんな仕事でも、働いているなかで「楽しい!」と思う瞬間があります。アパレル店員が「楽しい!」と感じる「あるある」を集めてみました。

<環境編>

ファッションが好きで働き始めた人が大半なので、ファッションについて話が盛り上がる仲間ができるのがメリット。パッと見ではわからないこだわりに気づいてくれたり、好きなデザインについて前のめりに語っても興味を持って聞いてくれたりするのも、うれしいポイントです。

何かしっくりこないという時も、ファッションやコーディネートについて相談すると的確なアドバイスをくれるのもいいですね。好きなブランドを勤務先とする人が多いので、趣味やセンスが似ているのも楽しいと思えるところです。

ファッションが好きな人は美意識も高い人が多く、同じ店舗の仲間同士で、髪型や化粧などについての情報交換が活発です。お互いに相談することもあり、髪型を変えた日や新しいメイクに挑戦した日などに、すぐに気づいて感想をいってくれるのはうれしいですよね。

一般企業は、服装、髪型、ネイル、化粧などにNGがあったりします。対してアパレル店員は、自社ブランドの商品を身につけて魅力的に見せるのも仕事のひとつ。人前に立つ仕事でもあるので、全身気を抜かずにおしゃれするのも仕事といえます。ファッションが好きな人にとっては、テンションが上がる職場環境で、仲間と切磋琢磨することでセンスアップできます。

次のシーズンのラインナップを早く知ることができるのも、ファッション好きが盛り上がるポイントです。写真とスペックをチェックして、新作のコーディネートをあれこれ考えているうちに、店舗に新作が入荷します。誰よりも早く手にすることができ、魅力が伝わるように店頭に並べてディスプレイするのは楽しい時間です。

新シーズンの商品が入荷してくると、閉店後に試着会を行う店舗もあります。デザインや素材などの特徴を理解することも大切ですが、着心地ややサイズ感、コーディネートなどを体感するとお客様に説明しやすくなります。

接客に役立てるための試着会ですが、新商品を着ることができるのは単純にうれしいものです。店員同士で、「このデザインの方が似合う」「このサイズ感の方がおしゃれに見える」など意見をいい合えるので、自分のアイテム選びにも大いに役立ちます。

<仕事編>

積極的に声かけをするのはアパレル店員の仕事のひとつです。お客様によっては嫌な顔をされることもあるのがつらいところですが、いつも通りに声をかけて商品の説明などをしていたら、喜んでいただけて話が盛り上がる時があります。

ファッションの話だけでなく、プライベートの話や趣味の話など楽しい会話が続くと、いい時間が過ごしてもらえてよかったと思えます。そういう会話を繰り返すことが、お客様との信頼関係を築く第一歩になるので、販売員のがんばりどころでもあります。

「この商品が気になるけれど、どんなコーディネートがいいのかわからない」といわれるのも「接客あるある」。その日のお客様の服装を参考にしたうえで、「いつもはどんな服を着ているのか」「どんな風に見られたいのか」などヒアリングを重ねながら、候補を絞り込んでいきます。

お客様の情報を得たら、持っている服に近いものとの組み合わせや、逆に普段は選ばないであろう組み合わせを提案します。気に入っていただけて、商品を購入してもらえると、やりがいと達成感を覚えます。「アドバイスがなかったら、これは選ばなかった。相談してよかったです」といわれるのはうれしいですよね。

特別なことがない限り、ほとんどのお客様は1着や2着を購入することが多いでしょう。そんななかで、トータルコーディネートで全身を揃えてもらったり、このデザインが気に入ったからとバリエーションを多数購入したりするお客様がいると、うれしくなります。

たまたま来店時に話が盛り上がったり、提案したコーディネートを気に入ってくれたり、きっかけはさまざまですが、時にはお客様が自分に会いに来店してくれることがあります。

「○○さんはいますか?」など、ほかの店員に声をかけて探してくれると、がんばらなきゃと思います。お客様と仲が良くなると信頼関係もでき、お互いにリラックスして話ができるので、率直な感想などを聞くこともできます。趣味や好みがわかれば、おすすめの新商品を取り置きしてお勧めし、喜ばれることもあります。自分の接客がうまくいっていると実感できると、トークや気遣いが磨かれていくものです。

アパレル店員には自社商品の着こなしをお客様に参考にしてもらう役目があります。毎日、自社商品を中心としたコーディネートで勤務しているなかで、お客様から「その組み合わせ素敵ですね」や、「実際に着ているのを見たら、欲しくなっちゃいました」など、声をかけてもらえることもあります。

着ている洋服だけでなく、「これを着るなら、そういう髪型にすると映えますね」「メイクかわいいですね、どこのですか?」など、日々のおしゃれポイントをほめてもらえると、日頃の努力の成果が出たような気持ちになります。

アパレル店員にとって、「ありがとうございます」は、当たり前のように使っている言葉です。たまに、お客様側から店員に対して「ありがとう」といってもらえると、アパレル店員をやっていてよかったなと思います。商品の説明、コーディネートの提案、ファッショントレンドやちょっとした知識などで、お客様の役に立つことができ、喜んでもらえるのが接客の醍醐味です。

アパレル・ファッション業界は、店舗の予算や店員一人ひとりの売上目標が設定されている会社が多く、プレッシャーを感じる人もいるかもしれません。しかし、数字に対する意識を高め、自発的に動いて予算を達成できるとうれしくなります。

自分の努力の成果を売上の数字としてきちんと見ることができるのも、やりがいにつながるといえるのではないでしょうか。がんばりを適切に評価されると、「予算達成=楽しいこと」と視点が変わり、仕事に対してより前向きになっていきます。

セールやイベントなど年に何度かある繁忙期。確実に忙しいとわかっているので、スタッフ全員で協力し、工夫することで乗り越えます。一度に数人のお客様の対応をこなしたり、栄養ドリンクを飲んだり、バックヤードが大混乱する中で在庫を探し回ったりと、さまざまなことが起こりながら全員一丸となって雰囲気を盛り上げ乗り切ります。

繁忙期の最中は余裕もないですが、無事に乗り切った後の達成感は格別です。スタッフの結束力も強くなり、「大変だったけど楽しい思い出」になることもあります。

アパレル店員あるある「わかる!」編

その業界ならではの「あるある」っておもしろいですよね。ここからは、アパレル店員ならではの「わかる!」を集めました。

<環境編>

接客業なら、どんな業界にもあるのが隠語。お客様に聞かれると気まずい言葉をわからないように言い換えているのですが、アパレル系の隠語はどの店舗も似たようなものが多いのです。買い物に行ったとき、その店舗の店員同士が隠語を使って話していても、何をいっているのかだいたい理解できてしまいます。

売り場が乱れると、すぐにたたみ直してきれいにするのが習慣になっているアパレル店員。買い物に行った先で洋服を見る時も、なるべくたたみ直しが発生しないように気遣ってしまいます。

自分が洋服を広げてみた後に、つい周りのものまできれいにたたみ直してしまう人や、ハンガーが乱れていると洋服を見るふりをして、ついつい直してしまうという人も多いのでは?

買い物に行った店内を見渡すと、どの商品が売れ筋でどの商品が余っているのかがわかることがあります。また、商品のレイアウト方法や什器の使い方など、洋服以外のことが気になってそちらばかり見てしまう人も。

プライベートの買い物なのに、仕事目線になるのはイヤという人もいるかもしれませんが、こういう視点で他の店舗を見るのもスキルアップにつながっているのかもしれません。

接客業の「あるある」ともいえますが、お店の中にいる時に複数の店員が「いらっしゃいませ」の声がけをしていると、つられて自分も「いらっしゃいませ」といってしまいそうになります。いいそうになって気づいて止められたらいいですが、ぼーっと店内を見て回っていると、ついうっかり声に出してしまうこともあります。これは、かなり恥ずかしい…。

仕事中、お客様に話しかけるのは基本敬語です。意識してきちんと敬語を使うように習慣づけているため、友だちと会っている時にもふとした瞬間に敬語が出てしまう人もいるようです。言葉遣いが丁寧なのは悪いことではないのですが、笑われたり、よそよそしいと思われたりすることもあります。

「すみません」といいたいところで、つい「申し訳ございません」が出てしまう人も多いと聞きます。一所懸命働いている証拠ですよね!

<仕事編>

店頭に立つ場合は自社の服を着るのが決まりになっているブランドが多いことから、自社製品は社員割引で安く買うことができます。その場で支払いをするわけではないので、気にいるとつい色違いなど複数枚購入したり、他のスタッフが着ているのを見たらほしくなって購入したりして、クローゼットが自社商品だらけになってしまったという人も少なくないようです。

スタッフはみんな自社製品を着ていますが、人気商品が売れているときは、誰かと全身同じコーディネートになってしまうこともあります。さすがに気まずいので、すぐに着替えられるようにロッカーに他の服を置いておく人もいるとか。逆に、セールなど繁忙期には、スタッフがわかりやすいように全員で同じ服に揃える店舗もあります。

接客業など土日・祝日が休みではない勤務形態の人は休みが平日になるため、買い物、旅行、各種手続きなど、平日の空いている時に出かけることができます。

土日や大型連休に休めず、家族や友だちとスケジュールを合わせるのが難しいこともありますが、空いている時に出かけられる今の働き方が気に入っているという人も多いようです。平日お休みに慣れると、たまに土日祝日に出かけると混んでいて疲れてしまうという人も…。

アパレル販売員として働くなら「派遣なび」!

アパレル店員の「楽しい」「わかる!」系の「あるある」を紹介しました。いかがでしたか?大変そうなイメージがあったアパレル店員について、違う一面が垣間見えたのではないでしょうか。

「ファッションが好きな仲間と一緒に働きたい」「アパレル店員の楽しさを自分も体験してみたい」と思った方は、ぜひ「派遣なび」で派遣の求人をチェックしてみてください。は未経験歓迎のアパレル求人を豊富に取り扱っており、販売の仕事は初めてという人もしっかりサポートいたします。

次回は、アパレル店員の「あるある」のなかから「困った…」「実は…」をピックアップします。こちらもぜひ、ご覧ください。

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