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アパレル業界&求人ニュース

アパレル店員のあるある2024②「困った…」「実は…」編

2024.07.26

アパレル店員のあるある2024②「困った…」「実は…」編

アパレル店員として実際に働き始めると、それまで抱いていたイメージとは違ったさまざまな経験をすることがあります。店員の経験が長い人は、「どうしたらいいかわからなかった」「実は気になっていた」「秘かに悩んでいた」という経験もあるはずです。今回は、アパレル店員の「あるある」を2回に分けて紹介。「楽しい!」「わかる!」編に続く第2回は、「困った…」「実は…」編をお届けします。

「この服、似合いますか?」と聞かれる

「この服、似合いますか?」という質問は、意外と困ってしまう質問のようです。お客様の期待には応えたくても、嘘はつきたくないという本音もあります。できるだけ正直でありたいと思って接客をしてきた人ほど、悩んでしまう瞬間です。「似合ってます!」といいながら、そう思っていないのが表情や声でわかってしまったら…。

まずは、お客様の良いところを見つけ出し、それを強調するような着こなしを提案しましょう。「似合う」という言葉を避け、「このデザインはお客様の〇〇にぴったりですね」といった具体的な表現を使うことで、説得力が増します。

もし本当に似合わない場合は「こんなスタイルも試してみてはいかがですか?」とやんわり別なアイテムに誘導すれば、お客様の気持ちを傷つけずにすみます。お客様が自信を持って街を歩けるよう、その手助けをするのもアパレル販売員の仕事です。

お客様がほしい商品が在庫切れ

人気商品が在庫切れになるのはアパレル業界ではよくあること。せっかくお客様が購入する気になっている商品がない…というのはできればお伝えしたくないものです。とはいえ、ないものはないといわなければなりませんが、そのまま伝えるだけでは次にはつながらず、賢い接客とはいえません。こんな時は、ピンチをチャンスに変えるような対応をしましょう。

「在庫がない」という状況は、逆に考えれば違うスタイリングや商品を勧められるチャンスでもあります。 似たような商品や代替案を即座に提案できるよう、常に店内の在庫状況を把握しておきましょう。

「申し訳ありませんが、○○の入荷予定は△△日です。こちらの商品なら、すぐにお出しできます。いかがでしょうか?」と具体的な情報と提案を組み合わせることで、お客様の期待に応えられます。在庫確認システムなどを導入しているブランドならうまく活用し、他店舗や本社の在庫を確認する習慣をつけるようにしましょう。

理不尽なクレームを受ける

店舗には、さまざまなお客様が来店します。時には機嫌が悪いお客様や、理不尽な要求をするお客様に遭遇することもあるでしょう。自分に非があるわけでもなく、誠意を持って接客しているのにも関わらず理不尽なクレームを受けたら、心が折れそうになってしまいます。それでも、お客様である以上は、きちんとした対応をしなければなりません。

クレームや理不尽なオーダーに対しては、笑顔と冷静さが有効です。まずは深呼吸をして落ちつき、お客様の言葉に耳を傾けて共感の姿勢を示しましょう。そのうえで店舗・ブランドのポリシーやルールを明確に説明しつつ、可能な範囲での解決策を提案してみてください。

それでも収めるのが難しければ、上司や店長にサポートしてもらい、ひとりで抱え込まないようにしましょう。「自分が責められているわけではない」「店舗ができる最大限のサービスをするのみ」という意識があれば、意外と冷静でいられるものです。

売上ノルマがしんどい

販売職の宿命ともいえるのが売上ノルマ。「月末が近づくにつれてノルマがプレッシャーになる」という声も多々聞かれます。ただ、成長するためにプレッシャーというのはある程度必要なものでもあります。上手く付き合って自分の評価に変えていきましょう。

日ごろから小さな目標を設定し、達成感を積み重ねていくことが大切です。誠意を持ってお客様のニーズに真摯に向き合うことで、自然と売上にもつながっていくでしょう。チーム全体で協力し、情報共有やモチベーション維持を心がけることもおすすめです。

常にファッショントレンドに敏感でいる必要がある

ファッション好きなら、自然とトレンドにも敏感な人も多いはず。ただ、自分の好きなカテゴリーやブランドについて把握しているだけでは十分とはいえません。ファッションは常に変化し続けています。

昨日のマストハブアイテムが、あっという間に「それ、まだ着ているの?」ということにもなるのがファッションの世界。アパレル販売員として、このトレンドの波に乗り遅れないことは重要です。

自社ブランドや好きなカテゴリーだけでなく、ファッション雑誌やSNSなどで業界全体の最新トレンドもキャッチしておきましょう。 店舗に入荷する新商品の特徴やストーリーを理解し、お客様に魅力的に伝えられるよう準備することも大切です。

街中で目に入るファッションにも注目し、同僚やお客様と積極的にコミュニケーションを取るのもよいでしょう。アパレル業界でずっと働き続けたいと思う人は、楽しんでできるはずです。

接客がマンネリ化しがち

同じような挨拶、同じような説明を毎日のように繰り返していると、ついつい接客もマンネリ化してしまいがちです。とはいえ、お客様にとっては一期一会。うまく対応できなければ、足を運んでいただけなくなるかもしれません。せっかくのお客様の体験を損なわないようにしたいものです。

毎日新しい接客フレーズや商品説明をひとつ増やしてみるなど、新しいことを取り入れてみるようにするのがおすすめです。お客様一人ひとりの個性に注目し、その人に合わせたアプローチを心がけてみると、また違った接客になるでしょう。自分自身のモチベーションを保つためにも、接客の楽しさを再発見する努力も必要です。

お客様の体型に合わせた提案に苦労する

「このサイズがないと着られない」「自分には丈が長すぎる」など、体型で悩むお客様は多いことでしょう。サイズ展開が豊富なブランドが増えてきたとはいえ、体型はそれぞれ違います。本当にぴったりサイズが合う人ばかりではありません。

 体型に関係なく、誰もが自信を持てるスタイリングの知識を身につければ、うまく対応できるようになります。サイズだけでなく、素材や着こなし方によって印象が変わることを説明し、お客様の選択肢を広げましょう。ポジティブな接客でお客様の魅力を引き出すことに集中できれば、おのずと提案の幅も広がります。

さらに色彩検定やカラーコーディネーター、骨格診断関連の資格などを取得したり、カラーや骨格に関しての知識を学べば、よりお客様に合うコーディネートを提案することができるようになります。

なかなか休憩が取れない

忙しいショップでは休憩を取るのもひと苦労かもしれませんが、休憩を取ることは労働者の権利でもあります。がんばりたいという気持ちがどんなにあっても、疲れきって十分なパフォーマンスが発揮できないようでは本末転倒になってしまいます。ショップの状況も見つつ、しっかり休憩を取るように意識しましょう。

シフト内で確実に休憩を取れるよう、同僚とスケジュールを調整するようにしましょう。また、深呼吸をする、ストレッチをする、音楽を聴くなど、短い時間でもリフレッシュできる自分なりの方法を見つけておくのもおすすめ。休憩時間は完全にオフの時間として大切にし、仕事のことは考えないようにすることも時には大切です。

閑散期、暇な時間がつらい

夏や年末のセールなど忙しいイメージのあるアパレル業界ですが、アパレル業界にも「にっぱち」といわれる閑散期があります。セール直後や大型連休で多くの人が外出するような2月・8月前後は比較的お客様が少ない時期です。

また天気の悪い日など、通常でもお客様があまり来店しない日や時間帯もあります。たとえお客様が店内にいないとしても、いつお客様が来店するかわからないため販売員は店舗にいなければなりません。繁忙期が忙しいだけに、逆に暇な時間はつらいと感じる人も多いようです。

まずは「お客様がいない=暇な時間」という考え方を変えてみましょう。アパレル販売員の仕事のメインはお客様の接客ですが、仕事はそれだけではありません。お客様が少ない・いない時間帯はいつもより丁寧に整理整頓をする、清掃をする、バックヤードを整えるなど店舗をきれいにすることに時間をかけることもできます。

反省点や良い点など、自分の接客方法を見直してみるのも良いでしょう。あるいはファッションや接客の知識を増やすための時間にするなど、忙しい時にはなかなか力をいれられないことに取り組むことで、有意義な時間にすることができます。

立ち仕事で足が疲れる

アパレル販売員は基本的に立ち仕事。ブランドによってはヒールやパンプスを履かなければならないこともあり、足が疲れたりむくんだりして大変という人も多いようです。

仕事が終わってからなど、足のケアを意識するようにしましょう。休憩時間に脚のマッサージをしたり、帰宅後には湯船に浸かって血行を良くしたりと、足のむくみや疲れをその日のうちに取るようにするのがおすすめ。また自分の足に合った、動きやすい靴を選ぶことも大切です。

声がけのタイミングが難しい

「新人の頃は、声がけのタイミングがわからずそのままお客様が帰ってしまった」「声をかけてみたものの、お客様に無視されてしまった」といった経験をした方は多いでしょう。販売員といえども声がけのタイミングはなかなか難しいようです。

お客様に声をかけるタイミングは、早すぎても遅すぎてもうまくいきません。店舗全体を見終わった時や、服を手に取って見ている時は声がけのチャンスです。また同じアイテムを何度もチェックしていたり、店員を探していたりする時もいい機会です。ベストなタイミングを見つけられるよう、よく観察することがポイントです。

立場の違いにモヤモヤする

派遣社員として働く場合、正社員との待遇の違いや所属感の薄さを感じてしまう人もいます。同じ店舗内で同じような業務をこなしているだけに、モヤモヤした気持ちを抱えてしまうようです。

逆にチャンスだと捉えましょう。派遣の契約期間は同じ職場で最長3年。さまざまな店舗や企業で経験を積めることをポジティブに捉えて、スキルアップの機会にすることもできます。正社員とのコミュニケーションを大切にし、チームの一員としての意識を持って働くことで、職場での人間関係も良くなるはず。派遣の強みを活かして、自分らしいキャリアプランを考えてみましょう。

ここまで、「こんなことが困った…」「実は…」というアパレル販売員のあるあるを紹介しました。これだけ見ると、仕事は大変なのではないかと思う人もいるかもしれませんが、一つひとつ改善していくと、やりがいや達成感が増えていきます。

毎日同じように思える接客でも、お客様の人生の一コマに彩りを添える素晴らしい機会。あなたの笑顔と熱意が、誰かのお買い物をより特別なものにするかもしれません。そう考えると、この仕事の魅力が再確認できるのではないでしょうか。

ファッションは自己表現のひとつ。そして接客も同じです。自分らしさを大切に、お客様一人ひとりに寄り添った接客を心がけてみましょう。そうすれば、「これは困った…」「実は○○」ということも、楽しんだり解決したりできるはずです。

「派遣なび」はアパレル業界に強い!万全のサポートで未経験でも安心!

アパレル店員のあるある「困った…」「実は…」編はいかがでしたか?外からは明るく見える販売員も、意外なことに悩んでいたり、思いもかけない困りごとがあったりするものです。実際に働いてみると、また違った経験もあるかもしれません。どんな業界でも未経験で働こうと思えば悩みや不安はつきものですが、憧れの業界ならなおさらかもしれません。

そんな時、どんな小さな悩みや不安も相談できるコーディネーターがいるのは心強いでしょう。「派遣なび」のコーディネーターは、希望の求人が見つかるようにサポートするだけでなく、就業中も派遣スタッフも悩みや不安をフォローしています。派遣社員の経験を持つスタッフも多く、派遣で働く人の気持ちや状況も理解しているので、アパレル業界が初めてという方でも安心してご相談いただけます。

「派遣なび」は派遣登録前だったり、仕事がスタートしていなかったりしても、メールや相談フォームで相談することができるのもポイントです。有資格者のカウンセラーが対応する「お悩み相談ホットライン」で、仕事に関する悩みを相談することもできます。憧れのアパレル業界でのキャリアをスタートさせたい方、販売・接客の仕事に興味がある方、派遣は初めてという方も、ぜひお気軽にお問合せください。

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